セラピーとかヒーリングとか、スピリチュアルとか、そういうことは全然…というクライアントさんでしたが、私があるセッションで、セラピストのクライアントさんにやってもらったことのあるヒーリングを、そのクライアントさんにしたことがありました。自分のネガティブ感情が身体のどの部分にあるのか? どんな形なのかイメージし、それが解けて癒されるヒーリングです。

 そのセッションから数か月後のセッションで、クライアントさんが「そのセラピストの人を紹介してくれませんか?」とおっしゃいました。きっと、セラピーとヒーリングとか、全然と言っていた人がそう言ったということは、クライアトさんの「インナーチャイルド」がお願いしだしたのかもしれません。
 「絶対に催眠術になんてかからないから、なんて思わず、素直に受けてくださいよ。(笑)」と私は冗談でクライアントさんに言いました。インナーチャイルドセラピーはスカイプの音声通話だけでできます。逆に対面だと気になってしまう人は、集中できると思います。

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 そして先日は、インナーチャイルドセラピー後のセッションとなりました。「セラピーを受けてよかった」とおっしゃっていました。

 スカイプの声からして、違いました。「なんか、声が明るくなっていますよ!」と私は思わずフィードバックしました。クライアントさんは管理職もなさっていますが、どちらかというと、人を誘ってご飯とか、そういうのは苦手だったけれど、誘ったり、誘われたりするようになって、変化したかも、と感じられ、今まで小さな世界にいたなと実感したそうです。
 また、インナーチャイルドというキーワードから、アダルトチルドレンというキーワードに飛んで理解を深めていくうちに、「『どうせ私なんか』とどこかで思っていることがあって、がっかりすることがあると『やっぱり、どうせわたしなんかでしょ』と証明したくなる」というあたりが、自分に当てはまるなと思ったそうです。そういうことだったのかと分かったことが、「自分を知ることにつながるんですね」とおっしゃっていました。

 このコーチングセッションの雰囲気も別人と話していると言っても大げさでなく、クライアントさんは、いつもより話の流れに身を委ねて話しているように変化していました。これは、「スピリチュアルスイッチ」が入ったようですよ。(笑)

 セッションのテーマは「未来のイメージを描く」です。きっと癒されたことで、未来への可能性をより信じられるようになっているはずです。「今何をすれば、どんな可能性の未来が考えられるか?」というところから掘り下げていきました。


 私とそのクライアントさんは、現在オンライン英会話のカランレッスンのステージが同じくらいなのですが、私は「予習5分」に対して、こちらのクライアントさんは、「毎日予習、復習にトータル2時間かけている!」とおっしゃったので、いい意味で笑ってしまいました。
 クライアントさんは、毎日3時間も英語の勉強をしているということは、もう心はわかっているのでしょう。3時間もやっているから十分ということでなく、さらに英語にフォーカスしていくと、きっとクライアントさんの未来は広がるという解釈です。今から未来へイメージを繋げていくと、クライアントさんが好きな仕事が、もっと楽しくできるということにもつながりました。

 いつも60分で終わるのですが、この日はオンライン英会話をこのセッションの後に予約していなかったようで、脱線して話が盛り上がりました。

 そして、英語の自己投資の話から、今度は「お金の価値観」の話へ進んでいったのです。「子供のころに親に言われたお金に関しての考え」が今も縛りになっているという発見もありました。

 以前よりも流れに身をゆだねたセッションになりました。そうすると自然と話したいことが出てきます。自然と出てくることというのは、「思い込みを解放されるのを待ってました」と言わんばかりの小さな爆弾のようなもの。次回のテーマは「お金についてですね」となりました。また、何か発見があるでしょう。


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