UPDATE Highlights後、私のマイルール100を毎日見て、できることがあったら実践しているそうです。今日も新月ということを意識して、今朝のEVENT特典30分セッションを予約してみたそうです。
 100のマイルールをやって行動が速くなったように感じるし、細かいところに気付くようになり、自分の行動の振り返りをして、次の行動を変化させることへも結びついたようです。

 100のマイルールは、今まで気づいていなかったところを意識できる視点がたくさん搭載されていると思います。それで、細かいところまで気づけるようになったクライアントさんは、人とのコミュニケーションにおいて、改善したいところが見つかったようです。
 いつもの仕事場などとは違う場所で、友達になった人との会話の時に、「会話が続かない。どうすればいいんだろう?」と改善できるところを知ってみたいと思ったようです。自分と違う人との会話をどうしていけばいいのか? 考えてみたいとのことでした。


 質問していくと、どこの部分で苦手ゾーンに入っていくのか? と言うところが見えてきたのです。

「会話の波に乗せられないんです。会話といえば、何も言わずに聴いているか、質問に答えるかのどちらかですね」

「今のところ、引き出しが2つなんですね。傾聴力といえば、『質問、フィードバック、承認、まとめる』を意識していくといいですよね。今はどんな質問から始まるんですか? 5W1Hって言いますけど。『どこから来たんですか』とか?」

「それ、よく使いますね。出張で色々なところへ行っているので、自分が会話につなげやすいのもあります」

「なるほど、自分との共通点を探るのに、場所から入るんですね。でもそれって、結局相手のことを聴いているのではなく、『うなぎ』の話になったりするわけですよね」

「そうなんですよ」

「自分の得意なご当地トークに持っていきがちってことですね。そのほかにも、もっと相手の話したい話をさせてあげるということが、できるといいですよね」

A

 無意識でしている自分の会話を紐解いていくと、自分の得意なエリアに持っていくことに必死になっている感じが見えてきました。決め手が1つしかないと、どうしよう、どうしよう、となって照れも出てくるでしょう。

 つまり、相手の主題で話を始めるというのは、「休みの日は何をしているんですか?」「どんなお仕事ですか?」「興味のあることは?」など最初に質問をすることです。
 例えば、タモリさんが相手の話から、自分の話にすり替えているという印象はあまりないですよね。「へぇ〜! どうして?」という感じで、相手の話を引き出しながら、面白い言葉でフィードバックが入りながら、相手もノリがよくなって話が弾んでいく、そんな印象があります。もっと決まり手を持てると、余裕も出てくると思います。

 自分のエリアに持っていく質問ではなく、まずは相手が話したくなるような話題を振ってみることを意識してみると、きっと会話が弾む感覚がドンドン楽しくなっていくと思います!

 普段無意識でやっていることを意識化していくセッションとなりました。意識化していくことで、自分の成長の伸びしろに気づくことができ、その先の可能性の広がりも出てくるのではないかと思います。100のマイルールが、日常にしている無意識の行動への気づきを与えるものになっていたとは、私も今気づかせてもらったところです。