教えてもらおうというよりも、感化されながら、自分の答えを自分で見つけたい場合、コーチングは有効です。自分自身に気づくことが大事です。忘れていたことを思い出したりできるのです。それは、潜在意識のなかで、眠っていた可能性の発見になります。
 
 さて、先ほど「自分がどんな風に生徒に教えていくか?」を考えているクライアントさんと、メールのやり取りをしていました。私は、同業の人のメルマガとかHPをチェックして、イメージを膨らませる参考にしてみれば? と書きました。自分の内側の言語化の助けになるかなという考えもありました。また、これはやりたくないとか、そちらの発見もあるでしょう。

 それから、引き続き私はクライアントさんと同じ職業の方のHPをいくつか見てみたのですが、正直、誰一人として教えてもらいたい、と思った人はいませんでした。きれいに作りこんでいる方がほとんどですが、なんかピンと来ないというか。きれいにできているよりも、いろいろと発信された痕跡がある方が、なんか私は「おー!」と感動するタイプです。私も人の振り見て我が振り直せの機会となりました。気づいたことがあったので、クライアントさんにまたメールを書きました。

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○○さん

引き続き、いろいろな方のHPを見たりしています。
やはり、○○さんにしかでいないことを見出したいですね。

いまのところ、この先生に教わりたい!と言う人は、誰も該当しません。
なぜかなーと、考えています。

いろいろな人の発信を見ながら、自分もそうしよう、ではなくて、
自分にしかできないこと、見つけたいですね。

堀口ひとみ

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 クライアントさんも同感されたようです。また、別の答えも引き出されてきたみたいです。
 
 多くの人は、誰かほかの人もやっていることを真似したいと思います。しかし、それは自分の答えではないです。
 私は、自分だけができることを、とことん探したいと思います。競争相手のいない世界。成功する道しか用意されていません。そういう考えは、シンプルでいいかなと思っています。
 アイデアは自分の中に既にあるけれど、まだ触れられていないのです。そこに可能性があります。クライアントさんに対しても、最高のパフォーマンスを引き出していきたいと思っています。

cactus-flower-macro_61-1820 でも、それがなかなか難しいところです。5.25EVENTの「可能性にフォーカスする視点」では、「自分の泉に気づく」ことについても考察していきたいと考えています。そこをどうお伝えしようか、ただいま自分の内側を大捜索中です。
 アパレル店長のころ、私にとって、まさに自分の泉、温泉を見つけました。私だけがどこかで「それは無理」と思っていたのかもしれません。そこが、外れた瞬間がいくつかあって、とうとう発掘されたのです。その後、自分が思い描いていたことが現実になっていきました!

 5.25EVENT 「Possibilities」の最終イメージは、参加者の皆さんに、眠りから目覚めてもらうことです。すでにあなたの中にある温泉を、掘り起こしていきたいと思っています。

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 TEDの講演で、こんな話を聴きました。(Ken Robinson氏のほう)

 デスバレーという場所があります。アメリカで最も暑く乾いた土地で何も育ちません。雨が降らないからです。それゆえデスバレー(死の谷) というわけです。そのデスバレーに2004年の冬、雨が降りました。ごく短時間に180ミリの 雨が降ったんです。そして2005年の春に、あることが起きました。 デスバレーが 一面の花で覆われたのです。デスバレーが 一面の花で覆われたのです。これが示しているのは デスバレーは死んではいないということです。眠っているのです。その表面下には可能性の種があり、適切な条件が整うのを待っているのです。そして有機的なシステムにおいては、条件さえ整ったなら、生命は必然なのです。常に起きていることです。

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 雨が降ったら、花が咲いた!種は雨待ちだったんですね。検索してみたら、花の写真を投稿している記事を見つけました。感動です。

以下、「可能性」がキーワードの講演です。

★Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo 
話に引き込まれ、涙するでしょう。



★Ken Robinson: How to escape education's death valley
この英国人は、皮肉がいっぱいでいつも楽しい!



Check it out!

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