「主体的になりたい」というテーマのセッションでした。

 大学の受験は推薦で受かり、就職は人からの紹介で決まり・・・と、なんとなくここまで来てしまったような気がしていて、それは結果的に自分の決定だけれども、本当に自分がそうしたい、という感じではないそうです。30代半ばになって、リーダーシップのポジションとなり、「自分はどうしたいの?」とよく人から言われることが多くなってきたようです。それは、以前からもよく人から質問されることのようでした。

 人の顔色を伺って、人の方を優先させるようです。先輩や後輩、両方とも気にかけて、「飲みに行きますか?」と声を掛けたり、気を使うそうですが、実は自分があとからどっと疲れてしまうそうです。
 主体的にそうしているのなら、疲れるどころか元気になるところです。クライアントさんの場合疲れていますから、そのことについて考えてみる必要があるでしょう。

 飲み会も、自分があまり行きたくなくても、「行った方いいかな」で流されて、結局日曜日は起きられないほど・・・。これまで、そういう気の使い方をしてきたことにより、入院をしたりもしたそうです。ストレス発散のためにのお金の使い方もしてしまうそうです。

 
Fotolia_74058804_XS (1) 大変申し訳ないのですが、この日突然私は、予定を2時間後にずらして頂きました。クライアントさんは、夜の予定の前までなら大丈夫とのことで、快く変更して頂いたのですが。
 もう、そこに宇宙的な働きというか、主体的に生きている私と、相手の予定に合わせることが多いクライアントさんを表わしているかのようでした。

 主体的に生きていると、いい具合で予定が変更になります。先日も、母にパソコン作業を頼まれていたのですが、直前になって、「また今度に!」とメールが。私はちょっと頭が疲れていたところだったので、ちょうどいいなと思いました。その空いた時間は、とても生産的な時間となりました。

 先日、RITZの予約の電話をしたときのことです。木曜日なのでヨガも行きたいし、夜はカイロもあるし、ヨガを休まないと予約できないかも…と、ヨガを諦めようとしていました。そうしたら、「9時半はいかがでしょうか?」と。「え、そんな時間予約できるのですか?」「はい、大丈夫です」
 あとからRITZのHPで確かめてみると、営業時間前でした。(笑)ヨガのことは一切伝えていませんでしたが、ベストな時間に予約をすることができました。

 「主体的」にフォーカスして生きていると、自分のために席が開くのです! 不思議な現象ですが、宇宙はそうなっているのです。しかも、相手にとってもそれは都合のいい感じに収まります。私が9時半にしたことにより、RITZにとっては、お客様が一人増えたのですから。


 さて、この日は私からクライアントさんに予約時間をずらしていただきましたが、やっぱりクライアントさんにとっても予約時間がずれたことでいいことが起こり始めようとしていました。

「この後、部下と飲む約束があるんですが・・・。でも2次会出て、3次会も出て、気分が悪くなって終電で帰ることが目に見えています・・・どうしようか」

「お、これはお試しですね。やはり時間をずらしてよかったですね。そのあと、映画でも観に行ったらどうですか? 『オデッセイ』すごくお薦めですよ。4Dでやってますし!」

「そうだ。部下には1次会だけ出れば、義理を果たせるので、映画行きます! っていうか、4Dってあるんですね! 僕、3Dを観たことないのに、いきなり4Dですよ(笑)。今日、いきなりバージョンアップじゃないですか!」
 その場で映画の予約をされました! 終電ギリギリで帰れそうなところにお住まいでしたので、ラッキーなタイミングでした。

 クライアントさんは、自分の悩みを解決するために、色々な本やセミナーへ行ってきたけれど、変わり方がよくわからなかったそうです。1対1の対話の威力に驚いていました。
 そのほか、主体的になるために、どんな習慣を持ったらいいか? など具体的に話もしていきました。クライアントさんにとって、大きく腑に落ちたようでした。

 主体的にフォーカスすることで、宇宙が動くのです。