初めてお会いする方との対面セッションです。サロンをされて5年目ということで、これからの方向性についてのご相談でした。
まず、気になっていることは、独立はしているけれど、いくつかの団体にも所属しているということ。今後、それらと関係を切ることを選び、自分のことに専念すべきなのか? ということを迷われていました。
そのまま、クライアントさんの話すままに任せていきました。
「50代という年齢もあって、最近、自分の人生を振り返るんです。よかったこともあるけれど、人生の後半をより幸せに過ごしていくにあたって、自分にふさわしいものは何か?とよく考えるようになりました」
「嬉しい瞬間はどんなときですか?」
「やはりお客様が喜んでくださることです。これまで、旅行なども企画して、お客様に楽しんで頂いたこともありましたが、大きな企画は体力もいるので、日常で何ができるのか? を考えてみたいですね」
「日常でできることですね。なんとなく思っていることはありますか?」
「なにかセミナーなどをお客様に提供することかな? と」
「自分にふさわしいいものは、何でしょうかね? 何か漠然とでも想っていることありますか?」
「知識を教えるのは違う気がしています。自分も教えてもらったときは、そこでわかったつもりになるけれど、結局色々と体感して、わかってくるものだと思っているので。そうなると、ワーク形式ですかね…」
「なるほど。教えるよりも体験の場を提供したいと」
「そうですね」
「これまで自分が体験したもので、よかったと思うセミナーはありましたか?」
「学びと癒し、公開セッションのあるセミナーに行ったことがありましたが、結構ハードでしたね。私がやりたいのは、楽しみながら、ゆっくり、楽になれるものがいいんです」
「なるほど。知識を覚える系とは違うものですね」
「そうですね…。解説も勉強にはなるんですけど、実際にその場になってわかったり、体を動かしてみてわかったりするものだと思うんです。会う、受けてみる、実際に話してみることが大事だと。私も堀口さんのセッションを受けようかどうしようか5年経って、ようやく申込んだから、学んでいるだけという気持ちもわかるんですけどね。でもやっぱり体験することが一番だと思います。だけど、教える側になっているわりに、自分の体験が少ないひとも結構多いものですよね」
「確かに、教える側なのに、あまり人に教わる経験をしていない先生もいるかもしれませんね。○○さんは、いろいろと体験して、体得されてきたんですね。だから、自分も体験できる場を提供したいと。セミナーの主旨は、体験して、そこで楽になれるもの。教えるのとは違うもの…。となると、一体何でしょうね?」
だんだんと話していくうちに、クライアントさんのなかにあった、おぼろげが言葉になって整理されてゆきました。
さらに具体的になるような質問を続けていくと、「なぜ、マイナスの状態なのか? 理由がわかること。元が治癒されること」というキーワードが出てきました。
私がわかりやすい例でフィードバックしました。
「それは、応急処置的な、例えばマッサージだけしておくよりも、骨格から矯正して、本来持っている自然治癒力を引き出すような、そういうことですね」
「そうです! 自然治癒力…そんな言葉は考えたこともなかったですね。そういうことがしたいんです」
「いいですね〜。となると、ワークをしながら、理由もわかり、治癒もされるということですね。それは受けてみたいですね。しかもそれだったら、自分が教える準備をする必要もないですね。ゆっくりやりたいとおっしゃっていましたし。それはゆっくりできますね」
「そうですね! いろいろと準備しなくちゃと思っていたのもあって、なかなか気持ちが乗らなかったんです。だけど、それは、準備しなくてもできますね。気持ちがすごく楽になりました」
「自分が自然にできることが、一番上手くできることだと思いますよ。シンプルですね」
「何事もシンプルにできないか? と考えてみることが大事なんですね。これからは、そこに時間を割いて行きたいと思います!」
最近の私の問いは、「シンプルにするには?」ということをよく考えているのもあり、クライアントさんともシンクロしているかのようでした。記事にまとめると、さっさとセッションがまとまっていっているようになってしまいますが、かなりゆっくりのペースで、クライアントさんの潜在意識の中にあるイメージを引き出していく時間になりました。
「何か他にもありますか?」とクライアントさんに質問すると、「なぜ、堀口さんは、団体に所属するか辞めるかの話よりも、セミナーの話にフォーカスしたんですか?」と言われました。セミナーの話にフォーカスすることは、結果的によかったという意味での質問です。
「辞めるかどうか? の話をすると、深刻になりそうだったので、やりたいことの方向へまずフォーカスしてみたんです。どこにエネルギーを注ぎたいか? が明確になれば、自ずと、選択肢も見えてくるのではないかと…」。クライアントさんもその答えで、納得のご様子でした。
★セッション後、ご感想を頂きました。ありがとうございます。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
さっそくフィードバックをお送りくださり、ありがとうございました。
堀口さんのスピーディさに、あらためて感心しています。
まさに、シンプルが生み出すチカラですね。
セッションのテーマは、ざっくりとしか考えていなくて
堀口さんとのお話の流れにお任せしようと思って伺いました。
それがベストだった、と本当にそう感じます。
新しいセミナーのことをご相談する方向へ行きましたが、
私自身のこれからの生き方にまでつながり
気持ちが楽になり、スッキリとしています。
潜在意識から「そう、そこなの!やっと分かった?!」と、声が聞こえてくるようです。
動画を見せていただいたのも、シンプルさをリアルに感じることができて
ぜひお手本にしたいと思いました。
あの後、友人たちと会うまでに時間があったので、
ヘアサロンへ飛び込み、カットしてもらいました。
なんだかどうしても髪を切りたくなってしまって。(笑)
そういえば、着いた初日に、足が痛くて新しいサンダルを買って履き替えました。
こちらにいる間に、足と頭を取り替えた(?)ことになって、面白い展開だなと思いました。
たくさんのお心遣いを本当にありがとうございました。
また、進行状況をご報告させていただきます。
その際には、どうぞよろしくお願いいたします。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
余談ですが、クライアントさんがお仲間とつくられたという、「潜在意識からのメッセージを受け取るカード」をお持ちでしたので、セッションが始まってすぐに、私が引きました。すると、「6 うけとめる」というのが出てきました。6は「愛、奉仕、バランス、調和、母性、中立・・・・・」などを表わすカード。まさに、セッションを予言しているようでもありました。
クライアントさんのお話しのするままに任せて、私はその言葉から、輪郭がくっきりとしてくるような言葉にフィードバックをしていきながら、クライアントさんの本音を引き出したセッションとなりました。自分のやりたいことは、自分の中にすでにあるのです。質問して言葉を引き出しながら、段々と輪郭が見えてきたのです。
★話が続かないひと必見!
相手に質問が出来れば、コミュニケーションは劇的によくなります!
『1000問の質問集』 好評発売中!

まず、気になっていることは、独立はしているけれど、いくつかの団体にも所属しているということ。今後、それらと関係を切ることを選び、自分のことに専念すべきなのか? ということを迷われていました。
そのまま、クライアントさんの話すままに任せていきました。
「50代という年齢もあって、最近、自分の人生を振り返るんです。よかったこともあるけれど、人生の後半をより幸せに過ごしていくにあたって、自分にふさわしいものは何か?とよく考えるようになりました」
「嬉しい瞬間はどんなときですか?」
「やはりお客様が喜んでくださることです。これまで、旅行なども企画して、お客様に楽しんで頂いたこともありましたが、大きな企画は体力もいるので、日常で何ができるのか? を考えてみたいですね」
「日常でできることですね。なんとなく思っていることはありますか?」
「なにかセミナーなどをお客様に提供することかな? と」
「自分にふさわしいいものは、何でしょうかね? 何か漠然とでも想っていることありますか?」
「知識を教えるのは違う気がしています。自分も教えてもらったときは、そこでわかったつもりになるけれど、結局色々と体感して、わかってくるものだと思っているので。そうなると、ワーク形式ですかね…」
「なるほど。教えるよりも体験の場を提供したいと」
「そうですね」
「これまで自分が体験したもので、よかったと思うセミナーはありましたか?」
「学びと癒し、公開セッションのあるセミナーに行ったことがありましたが、結構ハードでしたね。私がやりたいのは、楽しみながら、ゆっくり、楽になれるものがいいんです」
「なるほど。知識を覚える系とは違うものですね」
「そうですね…。解説も勉強にはなるんですけど、実際にその場になってわかったり、体を動かしてみてわかったりするものだと思うんです。会う、受けてみる、実際に話してみることが大事だと。私も堀口さんのセッションを受けようかどうしようか5年経って、ようやく申込んだから、学んでいるだけという気持ちもわかるんですけどね。でもやっぱり体験することが一番だと思います。だけど、教える側になっているわりに、自分の体験が少ないひとも結構多いものですよね」
「確かに、教える側なのに、あまり人に教わる経験をしていない先生もいるかもしれませんね。○○さんは、いろいろと体験して、体得されてきたんですね。だから、自分も体験できる場を提供したいと。セミナーの主旨は、体験して、そこで楽になれるもの。教えるのとは違うもの…。となると、一体何でしょうね?」
だんだんと話していくうちに、クライアントさんのなかにあった、おぼろげが言葉になって整理されてゆきました。

私がわかりやすい例でフィードバックしました。
「それは、応急処置的な、例えばマッサージだけしておくよりも、骨格から矯正して、本来持っている自然治癒力を引き出すような、そういうことですね」
「そうです! 自然治癒力…そんな言葉は考えたこともなかったですね。そういうことがしたいんです」
「いいですね〜。となると、ワークをしながら、理由もわかり、治癒もされるということですね。それは受けてみたいですね。しかもそれだったら、自分が教える準備をする必要もないですね。ゆっくりやりたいとおっしゃっていましたし。それはゆっくりできますね」
「そうですね! いろいろと準備しなくちゃと思っていたのもあって、なかなか気持ちが乗らなかったんです。だけど、それは、準備しなくてもできますね。気持ちがすごく楽になりました」
「自分が自然にできることが、一番上手くできることだと思いますよ。シンプルですね」
「何事もシンプルにできないか? と考えてみることが大事なんですね。これからは、そこに時間を割いて行きたいと思います!」
最近の私の問いは、「シンプルにするには?」ということをよく考えているのもあり、クライアントさんともシンクロしているかのようでした。記事にまとめると、さっさとセッションがまとまっていっているようになってしまいますが、かなりゆっくりのペースで、クライアントさんの潜在意識の中にあるイメージを引き出していく時間になりました。
「何か他にもありますか?」とクライアントさんに質問すると、「なぜ、堀口さんは、団体に所属するか辞めるかの話よりも、セミナーの話にフォーカスしたんですか?」と言われました。セミナーの話にフォーカスすることは、結果的によかったという意味での質問です。
「辞めるかどうか? の話をすると、深刻になりそうだったので、やりたいことの方向へまずフォーカスしてみたんです。どこにエネルギーを注ぎたいか? が明確になれば、自ずと、選択肢も見えてくるのではないかと…」。クライアントさんもその答えで、納得のご様子でした。
★セッション後、ご感想を頂きました。ありがとうございます。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
さっそくフィードバックをお送りくださり、ありがとうございました。
堀口さんのスピーディさに、あらためて感心しています。
まさに、シンプルが生み出すチカラですね。
セッションのテーマは、ざっくりとしか考えていなくて
堀口さんとのお話の流れにお任せしようと思って伺いました。
それがベストだった、と本当にそう感じます。
新しいセミナーのことをご相談する方向へ行きましたが、
私自身のこれからの生き方にまでつながり
気持ちが楽になり、スッキリとしています。
潜在意識から「そう、そこなの!やっと分かった?!」と、声が聞こえてくるようです。
動画を見せていただいたのも、シンプルさをリアルに感じることができて
ぜひお手本にしたいと思いました。
あの後、友人たちと会うまでに時間があったので、
ヘアサロンへ飛び込み、カットしてもらいました。
なんだかどうしても髪を切りたくなってしまって。(笑)
そういえば、着いた初日に、足が痛くて新しいサンダルを買って履き替えました。
こちらにいる間に、足と頭を取り替えた(?)ことになって、面白い展開だなと思いました。
たくさんのお心遣いを本当にありがとうございました。
また、進行状況をご報告させていただきます。
その際には、どうぞよろしくお願いいたします。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
余談ですが、クライアントさんがお仲間とつくられたという、「潜在意識からのメッセージを受け取るカード」をお持ちでしたので、セッションが始まってすぐに、私が引きました。すると、「6 うけとめる」というのが出てきました。6は「愛、奉仕、バランス、調和、母性、中立・・・・・」などを表わすカード。まさに、セッションを予言しているようでもありました。
クライアントさんのお話しのするままに任せて、私はその言葉から、輪郭がくっきりとしてくるような言葉にフィードバックをしていきながら、クライアントさんの本音を引き出したセッションとなりました。自分のやりたいことは、自分の中にすでにあるのです。質問して言葉を引き出しながら、段々と輪郭が見えてきたのです。
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