自分の専門分野をコンテンツにして、指導やセミナーをされている方のセッションです。しかし、自分の呼びたいお客様は誰になるのか? 曖昧なまま進んできたところがあるので、軸をしっかりさせたいとのことで、90日コーチングで取り組んでいらっしゃいます。実は7年前にもセッションのご依頼を頂いていた方で、そのころは専門分野をやっているとはいえ、独立状態というわけではありませんでした。

 久々のセッションの冒頭で、クライアントさんはかなり迷われていましたが、1回目で、すべき仕事にコミットすることができました。そのときに私が、「コミットすることで、自分がお客様を集めるのではなくて、外部から講演依頼を受けることになったりして」と言ったことが、最近、現実になったそうなのです。自分のセルフイメージを決めることで、こうして引き寄せられてくるのです。
 逆に、今まで曖昧だったお客様も、自然とお客様のベストな形で、離れていくようになってきているそうです。

 ところが今回のセッションは、「コミットしたのはいいけれど、完全に育成側としてやっていくのか?」と悩み始めたそうです。ビジネスのアドバイザーもいらっしゃるようで、その方いわく、ビジネスとしては、絞った方がいいという意見を貰ったようでした。
 クライアントさんの理想としては、私のメンターの金井さんのように、現場にも立ちながら、育成もする…みたいな形をイメージしているので、それ以外することはブレになってしまうのかどうか? HPやブログで、自分をどう出していけばいいのか?と。


 「どう出したらいいなんて考えずに、やりたいことを全部やればいいんですよ」と私が言うと、クライアントさんは、一気にモヤが晴れたような気持ちになられたようです。やはり、それがクライアントさんの本心だからでしょう。
 もし、育成+αでしていくことができたら、もっと幅広い方への幸せな暮らしをサポートでき、幸せ連鎖を生むのではないでしょうか。
 クライアントさんは、ビジネス発展のためのノウハウでいう「こうするべきだ」に意外と囚われていたのだということに気づかれました。

00402106 囚われてしまうと、創造力が枯渇してしまうのではないかと思います。愛までも止めてしまいそうですね。
 実際にオンリーワンな仕事をしている人は、感性が豊かで、自由な発想をされているのではないでしょうか。
 例えば、福山雅治さんは、俳優、ナレーター、歌手、フォトグラファーなどをやっています。
 私のメンターの金井さんは、マネジメント、教育、講師、スタイリスト、通販、海外進出、フォトグラファー、商品開発などをされていらっしゃいます。クライアントさんは、他にもしたいことがあるなら、色々したらいいのです。自分らしさをとことん追求すべしです。

 自分の発想を豊かにしたいのならば、感性が豊で、自由な人たちとつきあうと、刺激的です。型に縛られていない人の刺激を受けることが、これからのクライアントさんの発展へと繋がるでしょう。

 「創造を止めないこと」。流れ続けることで淀まない。流れていくからどんどん生まれるのだと思います。新しい価値観を世の中に提供することができたら、とても面白いですね。

 「そうか〜。ひとみさんと話していると、発想が自由になって、ワクワクしてきてきますね。結構、囚われていましたね。こうしなくちゃいけないって。セッションは、ブレを修正する時間となってます」とクライアントさんがおっしゃいました。
 

 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

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