仕事の会議やパーティーだと、明確な役割があるので、知らない人としゃべれるけれど、プライベートの勉強会などの集まりとなると、話してみればよかったなと思いつつ、緊張してしまうそうです。自分のコアな部分を、文章ではなく口頭で伝えるが苦手なことについて考えてみたい、というセッションでした。
先日の私のトークイベントのときに、初めて苦手なことに気づいたようです。知らない人と会話ができるはずの自分なのに、何でだろう? と不思議に思ったようでした。
仕事では、たいてい聞かれることも決まってくるから、準備ができているようです。また飲み会は、無責任なことを喋ったり、話を聞いたりしていればいいので、緊張することは特にないようです。イベントは、みんな意識が高そうだと感じ、「自分の意見をもっていないよ〜。話せないよ。と思ったのかもしれない…」とのことでした。
もう少し、飲み会の席のことを聴いてみました。友達の企画とかでもなく、ピンで行ったとしても、全く問題なく会話ができるそうです。相手に質問をすれば、自分のことを話さなくてもいいし、質問をするとしたら「どこから来たんですか?」とか「その服かわいいですね」というところから切りだして、そこから共通ポイントを見つけたりしているようです。
私はそれを聴いていて、思わずつっこんでしまいました。「『どこから来たんですか? ○△※からです』『え!私、その沿線の大学通っていました!』って、そういう会話ですか! 初の女性海外駐在だった○○さん、もっと高尚な話をしてください!」と喩を少し大げさに言いました。(笑)
「カーディガンの…と、そんな小さなところから、共通項を探そうとしていました」と、クライアントさんも大爆笑をしながらおっしゃいました。
それから、クライアントさんが気づいたのは、「自分の話から振ってみたことがないですね。相手に聞かれたら初めて答えるようにしていました。聞かれてないのに言うなんて、自己顕示欲が強くないかなって…。あ、自分が逆の立場なら面白いなと思って聴くか…」と。
自分のキーワードを持つことで、相手とつながりやすくなります。相手の耳の残る、キャッチーな言葉があることで、記憶に残りやすいのです。人とのつながりが、自分の人生を変えていくので、自分の話す言葉について考えてみることは、とても大切なことだと思います。
クライアントさんは、セッションの前、美容室へ行ってきたようです。カラーをするときに、「なぜカラーをするか?」を聞かれて、「海外駐在をしていて、時間がありませんでした」と言ったそうなのです。もしそこで、行った国名を言えば、そこから自分の体験談をシェアする時間になったかもしれません。体験談を聴けたほうも、「今日は面白い話をありがとうございました!」と情報を得ることもできたのではないでしょうか。「自分が人に影響を与えることもある」という自覚を持つことで、人生が変化していくのです。
これからは、自分のトピックから切りだしてみることが、課題となりました。
相手の話に耳を傾けることもあるし、自分のトピックから話しだして、相手に影響を与えることもあるわけです。両方の引き出しがあると、柔軟性も持てます。出会いも変わっていくでしょう。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
あなたのキーワードは何ですか?
先日の私のトークイベントのときに、初めて苦手なことに気づいたようです。知らない人と会話ができるはずの自分なのに、何でだろう? と不思議に思ったようでした。
仕事では、たいてい聞かれることも決まってくるから、準備ができているようです。また飲み会は、無責任なことを喋ったり、話を聞いたりしていればいいので、緊張することは特にないようです。イベントは、みんな意識が高そうだと感じ、「自分の意見をもっていないよ〜。話せないよ。と思ったのかもしれない…」とのことでした。
もう少し、飲み会の席のことを聴いてみました。友達の企画とかでもなく、ピンで行ったとしても、全く問題なく会話ができるそうです。相手に質問をすれば、自分のことを話さなくてもいいし、質問をするとしたら「どこから来たんですか?」とか「その服かわいいですね」というところから切りだして、そこから共通ポイントを見つけたりしているようです。

「カーディガンの…と、そんな小さなところから、共通項を探そうとしていました」と、クライアントさんも大爆笑をしながらおっしゃいました。
それから、クライアントさんが気づいたのは、「自分の話から振ってみたことがないですね。相手に聞かれたら初めて答えるようにしていました。聞かれてないのに言うなんて、自己顕示欲が強くないかなって…。あ、自分が逆の立場なら面白いなと思って聴くか…」と。
自分のキーワードを持つことで、相手とつながりやすくなります。相手の耳の残る、キャッチーな言葉があることで、記憶に残りやすいのです。人とのつながりが、自分の人生を変えていくので、自分の話す言葉について考えてみることは、とても大切なことだと思います。
クライアントさんは、セッションの前、美容室へ行ってきたようです。カラーをするときに、「なぜカラーをするか?」を聞かれて、「海外駐在をしていて、時間がありませんでした」と言ったそうなのです。もしそこで、行った国名を言えば、そこから自分の体験談をシェアする時間になったかもしれません。体験談を聴けたほうも、「今日は面白い話をありがとうございました!」と情報を得ることもできたのではないでしょうか。「自分が人に影響を与えることもある」という自覚を持つことで、人生が変化していくのです。
これからは、自分のトピックから切りだしてみることが、課題となりました。
相手の話に耳を傾けることもあるし、自分のトピックから話しだして、相手に影響を与えることもあるわけです。両方の引き出しがあると、柔軟性も持てます。出会いも変わっていくでしょう。

あなたのキーワードは何ですか?
コメント