クライアントさんは男性で、女性のマネジメントに頭を悩ませていらっしゃるようです。これまで、面談を導入したり、あえなく従業員に辞めてもらうという、心苦しいこともありました。しかしながら、リピーターのお客様も定着し、ビジネスを順調に継続できていらっしゃるのは成果だと思います。
ところが、新しい従業員を雇い、その人たちが落ち着いてきた今、また同じ問題に戻っていたのです。
問題の従業員がいて、周りの従業員にもよくない影響を与え、職場の雰囲気が悪くなりつつありました。クライアントさんは、同じようなタイプをまた引き寄せていたと言うことです。
セッションのテーマは、「同じ問題を繰り返していることを突破するために」となりました。潜在意識で信じていることが変わらない限り、また同じ問題を引き寄せてしまうでしょう。
苦手な従業員さんの傾向としては、自分の意見が通らないとキレるタイプ。そして、周りの従業員さんにも、悪い影響を与えるようです。一方、プライベートでは、忙しいタイプのパートナーを引き寄せてしまい、会う時間が少なくなって疎遠になることを繰り返していました。
つまり潜在意識で、「人とつながるということを信じられていないのではないか?」と私は仮説を立てました。その信じてしまっていることを、どうしたら上書き出来るでしょうか?
クライアントさんがよくおっしゃるのは、「女性の気持ちがわからない」とか「はっきり言うと、傷つけちゃうかもしれない」とか、「自分はことなかれ主義だ」ということです。
「そうなんですね…」で、普通は話が止まりそうな箇所ですが、コーチングですので、そこを突破するためにどうするか、対話をしていくことにしました。
「現状がよくわかっていないのかな? 自分がどこにいるのかどうか?」とクライアントさんがおっしゃいました。現在地を知りたいとのことでしたので、クライアントさんが私の集まりに参加したとき、どのようなコミュニケーションをとっているか、私が感じたことを伝えることにしました。
「自分にとって必要な相手、ビジネスのことを教えてくれる人には、話を聴こうとするけれど、それ以外の人のとき、相手の話を膨らましたり、盛り上げたりしている様子はあまりないかもしれませんね。これからは、相手が喜んでくれるような、話していて楽しいと感じるような会話を、もっと意識できるといいですよね」と私は言いました。
また、ちょうど昨日観た映画が、クライアントさんにタイムリーだったのでシェアしました。
映画『about time』では、主人公が恋人を獲得するために、言葉を変えることに奮闘するシーンが何度もあります。タイムトラベルという能力を持った主人公は、失敗した言葉を変えるために、過去に戻って、セリフを言い直したりするのです。やり直した結果、相手にとって嬉しい言葉を伝えることができたとき、めでたく恋人になれたのです。一瞬一瞬の言葉を大切にすることについて、改めて考えさせられる映画でした。
また、クライアントさんの相槌は「なるほど」が多い傾向です。「なるほど」とビジネスの場で使うことは、よくありますが、普段は「なるほどねー」と言った方が、相手とつながる感じがすると思います。
相槌を変えていくだけでも、ずいぶんコミュニケーションは変わるものです。
英会話を習っていると、インストラクターの相槌がとても気になります。私が一番話しやすいと感じているインストラクターの相槌は、とても温かい感じがします。 私の印象では、欧米人は日本人ほど相槌をしない傾向にあるのですが、その人は、Did you? Do you? Nice! Nice! Cool! No way! Me too! I see. とリアクションつきで、よく言っています。私も相槌のレパートリーを色々と使い分けているのです。ずっと「なるほど」とか「いいですねー」ばかり言われていたら、クライアントさんも、話すことに退屈してしまうかもしれません。
相槌のニュアンスによっては、「人とつながる」感じがして、とても安心感を与えてくれます。人とつながる感じを自分の口からいつも発することができるようになると、潜在意識は変わっていくのです。
クライアントさんが、冗談で言いました。「話を終わらせたいときは、『なるほど』と言ってしまえばいいですね」と。(笑)まあ、それは冗談と言うことで、「とにかく今は『なるほど』を封印します!」と決意していました。
こちらの使う言葉が変われば、相手の反応は変わるのです。「なるほど」も言い方によっては、冷たい感じを与えてしまいます。そう発した自分自身が、自分を寂しい感じに持っていってしまうのです。
自分がつながる言葉を意識することで、寂しい感覚は薄まり、「切れない」ものを引き寄せるようになるでしょう。言葉を変えることで、潜在意識が変わり、引き寄せるものも変化するのです。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
よく使う相槌は何ですか?
ところが、新しい従業員を雇い、その人たちが落ち着いてきた今、また同じ問題に戻っていたのです。
問題の従業員がいて、周りの従業員にもよくない影響を与え、職場の雰囲気が悪くなりつつありました。クライアントさんは、同じようなタイプをまた引き寄せていたと言うことです。
セッションのテーマは、「同じ問題を繰り返していることを突破するために」となりました。潜在意識で信じていることが変わらない限り、また同じ問題を引き寄せてしまうでしょう。
苦手な従業員さんの傾向としては、自分の意見が通らないとキレるタイプ。そして、周りの従業員さんにも、悪い影響を与えるようです。一方、プライベートでは、忙しいタイプのパートナーを引き寄せてしまい、会う時間が少なくなって疎遠になることを繰り返していました。
つまり潜在意識で、「人とつながるということを信じられていないのではないか?」と私は仮説を立てました。その信じてしまっていることを、どうしたら上書き出来るでしょうか?
クライアントさんがよくおっしゃるのは、「女性の気持ちがわからない」とか「はっきり言うと、傷つけちゃうかもしれない」とか、「自分はことなかれ主義だ」ということです。
「そうなんですね…」で、普通は話が止まりそうな箇所ですが、コーチングですので、そこを突破するためにどうするか、対話をしていくことにしました。

「自分にとって必要な相手、ビジネスのことを教えてくれる人には、話を聴こうとするけれど、それ以外の人のとき、相手の話を膨らましたり、盛り上げたりしている様子はあまりないかもしれませんね。これからは、相手が喜んでくれるような、話していて楽しいと感じるような会話を、もっと意識できるといいですよね」と私は言いました。
また、ちょうど昨日観た映画が、クライアントさんにタイムリーだったのでシェアしました。
映画『about time』では、主人公が恋人を獲得するために、言葉を変えることに奮闘するシーンが何度もあります。タイムトラベルという能力を持った主人公は、失敗した言葉を変えるために、過去に戻って、セリフを言い直したりするのです。やり直した結果、相手にとって嬉しい言葉を伝えることができたとき、めでたく恋人になれたのです。一瞬一瞬の言葉を大切にすることについて、改めて考えさせられる映画でした。
また、クライアントさんの相槌は「なるほど」が多い傾向です。「なるほど」とビジネスの場で使うことは、よくありますが、普段は「なるほどねー」と言った方が、相手とつながる感じがすると思います。
相槌を変えていくだけでも、ずいぶんコミュニケーションは変わるものです。
英会話を習っていると、インストラクターの相槌がとても気になります。私が一番話しやすいと感じているインストラクターの相槌は、とても温かい感じがします。 私の印象では、欧米人は日本人ほど相槌をしない傾向にあるのですが、その人は、Did you? Do you? Nice! Nice! Cool! No way! Me too! I see. とリアクションつきで、よく言っています。私も相槌のレパートリーを色々と使い分けているのです。ずっと「なるほど」とか「いいですねー」ばかり言われていたら、クライアントさんも、話すことに退屈してしまうかもしれません。
相槌のニュアンスによっては、「人とつながる」感じがして、とても安心感を与えてくれます。人とつながる感じを自分の口からいつも発することができるようになると、潜在意識は変わっていくのです。
クライアントさんが、冗談で言いました。「話を終わらせたいときは、『なるほど』と言ってしまえばいいですね」と。(笑)まあ、それは冗談と言うことで、「とにかく今は『なるほど』を封印します!」と決意していました。
こちらの使う言葉が変われば、相手の反応は変わるのです。「なるほど」も言い方によっては、冷たい感じを与えてしまいます。そう発した自分自身が、自分を寂しい感じに持っていってしまうのです。
自分がつながる言葉を意識することで、寂しい感覚は薄まり、「切れない」ものを引き寄せるようになるでしょう。言葉を変えることで、潜在意識が変わり、引き寄せるものも変化するのです。

よく使う相槌は何ですか?
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