売り場の主任をしているクライアントさんから、伝説になりそうな数字を達成したとのことで、ご報告メールを頂きました。

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9月の予算達成しました!
最終日の20日に大きくプラスする予定はあったので、
それまでは多少のマイナスは想定内でした。

ただマイナスが予定より大幅にオーバーしてしまい、達成が危ぶまれていましたが、
お客さまがそれ以上に来ていただき、達成しました。
予算に対しマイナス100万円を一日で取り戻したのは伝説になりそうです。(笑)

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 季節に一度、東京に来るタイミングで対面セッションをしているクライアントさんです。
 約2年前、主任という立場になり、どうしたらいいか困ってしまったときから、セッションが始まりました。主任としての新しい業務や、部下の指導をする立場に初めてなるということで、自分はできることでも、人にさせるというのは、難しいと嘆いていらっしゃいました。売上も悪くて、本部の会議では肩身が狭いことが、続いていらっしゃいました。

 セッションでは、目の前の困っていることがテーマとなり、仕事の組み立て方について見直してみたり、部下とのコミュニケーションについて考えてみたりすることから始まりました。
 しかし、1年間くらいずっとテーマになることが、「またあの部下なんですけどね」ということに。
 あるとき、そこに執着しすぎていることに気づき、それから、その部下とはほどほどの距離になったようなのですが、また次のセッションでは…「また、扱いにくい人が入ってきたんですね…」と、人がすり変わっただけでした。(笑)

 また、同じ話になっていると思いながら、しばし話を聴いていたのですが、そこじゃないだろうということに、私もついに気づいたのです。自分の仕事をいかに効率的にするか? とか、成長が芳しくない部下をどうしたら、伸ばせるか? と、内側のことばかりに時間を取り過ぎていると言うことに。

b 「そもそも、あなたの仕事って何?」というところです。売り場の主任です。もっと、売り場やお客様の話がでてくるはずのものですが…。クライアントさんも、「なんだ!そこだったのか!」と、とてもハッとした様子でした。

 そこから、「内側の整備ばかりではなく、もっと店を外側から眺めてみることについて、何をしたらいいか?」一緒に考えて行きました。日々、自分が色々なところで受けるサービスについて考えてみたり、いちいち「なぜだろう?」と想像してみる習慣を持つことを課題としました。そしてその目線から、自分の売り場を眺めてみて、何をしたらいいのか? 策を講じていくように取り組みを決めたのです。

 今までと焦点を当てることが変わり、やることが変わっていくわけですから、それならば行けそうだという気持ちになられたご様子で、セッションが終わりました。私ももちろん、今度は行けそうだと思えました!そして今回のメールを頂きました。

 執着を手放したことで、本当の願いを叶えることが急に早まったかのようです。セッション後のクライアントさんの行動の賜物ですが、私も少し参加させていただけた気分で、クライアントさんの成功を一緒に喜びました。

 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

執着しすぎていることはありませんか?