10/8Episode 2 の内容をまとめるにあたり、「ダイレクトレスポンスマーケティング」や「パーソナルブランディング」で検索してみることからはじめました。私のビジネスを継続させるための仕組みも、言ってみればこの2つが基盤となっているからです。
元をたどれば、アパレル店長時代、お店の集客で大変困っていました。お客様とのつながりと言えば、会社がプレスなどを通じて、雑誌掲載されたりするものだから、現場ではやることが限られてしまうなと、半分は会社のせいにするしかありませんでした。
ある日、ただでさえ雑誌での露出が少ないのに、「今後は新しいブランドを作っていくので、渋谷店で扱う物に関しては、雑誌に載せないようになる」というお達しがあり、私はさらに窮地に立たされた気持ちになりました。
「どうすれば、お店の宣伝ができるのだろうか?」とずっと考えていたときに、経営者の知人に相談を持ちかけました。すると、「もし、給料100万円の店長だったら、何をする?」と質問返しをされてしまったのです。と、そのとき。
「会社が宣伝をしてくれないのなら、私が自分でHPを作って、お店の宣伝をしたいです」と私の本音の答えが引き出された瞬間でした。
「やってみたら」と知人が背中を押してくれて、HPビルダーを買ってきて、5日間で創り上げてしまいました。どうやって作ったか、説明できないほど夢中で。
2003年のことだったので、自分のHPを運営するひとも多くない時代でした。HPがあれば、お客様がお店に来られなくても商品の写真が見られるので、顧客様たちに好評だったのです。
やがて、お店で更新できる手軽さからBLOGも始めました。しかし、内緒にして始めたHPが直属の上司にばれて、「HPだけはやめてもらえるかな…」と言われ、「BLOGは言われなかったからいいや!」ということにして、(笑)ブログは継続していくことにしました。
メルマガも、お店のPCでお客様のアドレス管理をして、一斉メールを送ったりしていましたが、個人情報保護法が出来てからは、メルマガもあまり送れなくなり、お客様がいつでも好きなときに見られるツールとしてBLOGが一番使えるものとなりました。
そして、メインとなったBLOGですが、主に何を書いていくかあるとき考えていました。「もっとお客様が洋服を買ってしまうBLOGにするにはどうしたらいいだろうか?」と。
ふと、自分のことを思い出しました。「昔はそこまで頻繁に服を買うことはなかったのに、今なぜ買うようになったのだろうか?」と。 答えは自分の中にありました。「おしゃれの仕方を知ってしまったからだ!」と気づきました。
だったら、ブログでお客様にコーディネートの仕方を教えていけば、今までベルトやアクセサリーを買わなかった人が買うようになり、客単価がアップするのではないかと思ったのです。
まさに、自分がそうであったように、私の顧客様たちも、どんどんオシャレになっていきました。今まで買っていた服の点数がアップし、私の店だけで揃える方も増えてきたのです。
アパレル店長時代、私がブログを「教育する」ツールに使った考え方は、ダイレクトレスポンスマーケティングでも言われているとおりです。アパレル店長時代にダイレクトレスポンスマーケティングを勉強していなくても自然と実行していたのは、「自分の購買心理」を考えたからです。
なので、トークイベントでは、私はあえて「ダイレクトレスポンスマーケティングとは?」とか「ブランディングとは?」の説明は1枚のスライドで済ませようと思っています。(笑)
先日、Episode1を出られた方のセッションがありました。自分のコアな部分が見つかり、「料理」という分野で独立へと歩みを進めた方です。しかし、周りのアドバイスも色々と入ってきて、「自分が本当に作ってみたいというレシピ本は何なのか?」が、わからなくなってきてしまったとおっしゃっていました。
出版系の人に相談すると「今は、『おもてなし』が流行っているので」と言われ、そこにハマるようなものを提案されたそうです。周りの人も色々提案をしてくれるけれど、「あなたはなにを作りたいの?」と言われたとき、やっぱりそこだけど…とは思ったようです。
私も同じ経験がありました。自分が作りたいものは『かないずむ』なのに、「人から応援される秘訣とか…」と大手の出版社に言われたとき、こうしてブレていくんだと気づいたのです。もちろん、私の知名度が低いですし、精神論的なものは無理な32歳ですから、それでも、提案されることは、本当にありがたいことでもありました。
「自分のブランディングのために出版が必要」と、出版セミナーで散々言われていましたが、(笑)今の私には、まだ経験が浅すぎると、はっきりとわかりました。もっと自分を深めることの方が先だと気づいたのです。それから、「まずは自分が作りたいものから作ろう」と決心しました。
そして、「自分からお願いにいくよりも、私がお願いされる人になるにはどうしたらいいのだろう?」と考え、それでできたのが、『ひとみずむ』でした。
パーソナルブランディングと検索すれば、「オンリーワンになる」と書いてありますが、自分が作りたいものを作れば、「オンリーワン」になれることも確実なのです。ブランディングをしようとしてブランディングをするのではなくて、自分が作りたいものを作れば、もうオリジナルブランドなのです。
それから、自分の価値を向上させるために、日々スキルアップにいそしめば、信頼感もついてくるのだと思います。
「どうすれば選んで頂けるようになるのか?」日々自分にそう質問を投げかければ、自ずとマーケティングもブランディングも完成していくのだろうと考えています。
型に自分をはめようとすると、可能性が小さくなってしまうでしょう。
一番大切にすべきことは、「自分の本音」です。その「本音」を守ることが、実は難しいところなのです。
「できるぞ!」と潜在意識でも思えるような、Episode2にしたいと思っています。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
10/8(水)堀口ひとみ独立8周年トークイベント
★Episode2:「ビジネスを継続させる仕組みづくり」
自分のビジネスを持ったはいいけれど、3年続く人は1500分の1。
お客様を集めることが難しいのです。
私が、お客様とつながるためにしていること。
自分の仕事を続けられるためにしていることを
経験談をもとにまとめてみたいと思っております。
元をたどれば、アパレル店長時代、お店の集客で大変困っていました。お客様とのつながりと言えば、会社がプレスなどを通じて、雑誌掲載されたりするものだから、現場ではやることが限られてしまうなと、半分は会社のせいにするしかありませんでした。
ある日、ただでさえ雑誌での露出が少ないのに、「今後は新しいブランドを作っていくので、渋谷店で扱う物に関しては、雑誌に載せないようになる」というお達しがあり、私はさらに窮地に立たされた気持ちになりました。
「どうすれば、お店の宣伝ができるのだろうか?」とずっと考えていたときに、経営者の知人に相談を持ちかけました。すると、「もし、給料100万円の店長だったら、何をする?」と質問返しをされてしまったのです。と、そのとき。
「会社が宣伝をしてくれないのなら、私が自分でHPを作って、お店の宣伝をしたいです」と私の本音の答えが引き出された瞬間でした。
「やってみたら」と知人が背中を押してくれて、HPビルダーを買ってきて、5日間で創り上げてしまいました。どうやって作ったか、説明できないほど夢中で。
2003年のことだったので、自分のHPを運営するひとも多くない時代でした。HPがあれば、お客様がお店に来られなくても商品の写真が見られるので、顧客様たちに好評だったのです。
やがて、お店で更新できる手軽さからBLOGも始めました。しかし、内緒にして始めたHPが直属の上司にばれて、「HPだけはやめてもらえるかな…」と言われ、「BLOGは言われなかったからいいや!」ということにして、(笑)ブログは継続していくことにしました。
メルマガも、お店のPCでお客様のアドレス管理をして、一斉メールを送ったりしていましたが、個人情報保護法が出来てからは、メルマガもあまり送れなくなり、お客様がいつでも好きなときに見られるツールとしてBLOGが一番使えるものとなりました。
そして、メインとなったBLOGですが、主に何を書いていくかあるとき考えていました。「もっとお客様が洋服を買ってしまうBLOGにするにはどうしたらいいだろうか?」と。
ふと、自分のことを思い出しました。「昔はそこまで頻繁に服を買うことはなかったのに、今なぜ買うようになったのだろうか?」と。 答えは自分の中にありました。「おしゃれの仕方を知ってしまったからだ!」と気づきました。
だったら、ブログでお客様にコーディネートの仕方を教えていけば、今までベルトやアクセサリーを買わなかった人が買うようになり、客単価がアップするのではないかと思ったのです。
まさに、自分がそうであったように、私の顧客様たちも、どんどんオシャレになっていきました。今まで買っていた服の点数がアップし、私の店だけで揃える方も増えてきたのです。
アパレル店長時代、私がブログを「教育する」ツールに使った考え方は、ダイレクトレスポンスマーケティングでも言われているとおりです。アパレル店長時代にダイレクトレスポンスマーケティングを勉強していなくても自然と実行していたのは、「自分の購買心理」を考えたからです。
なので、トークイベントでは、私はあえて「ダイレクトレスポンスマーケティングとは?」とか「ブランディングとは?」の説明は1枚のスライドで済ませようと思っています。(笑)
先日、Episode1を出られた方のセッションがありました。自分のコアな部分が見つかり、「料理」という分野で独立へと歩みを進めた方です。しかし、周りのアドバイスも色々と入ってきて、「自分が本当に作ってみたいというレシピ本は何なのか?」が、わからなくなってきてしまったとおっしゃっていました。
出版系の人に相談すると「今は、『おもてなし』が流行っているので」と言われ、そこにハマるようなものを提案されたそうです。周りの人も色々提案をしてくれるけれど、「あなたはなにを作りたいの?」と言われたとき、やっぱりそこだけど…とは思ったようです。
私も同じ経験がありました。自分が作りたいものは『かないずむ』なのに、「人から応援される秘訣とか…」と大手の出版社に言われたとき、こうしてブレていくんだと気づいたのです。もちろん、私の知名度が低いですし、精神論的なものは無理な32歳ですから、それでも、提案されることは、本当にありがたいことでもありました。
「自分のブランディングのために出版が必要」と、出版セミナーで散々言われていましたが、(笑)今の私には、まだ経験が浅すぎると、はっきりとわかりました。もっと自分を深めることの方が先だと気づいたのです。それから、「まずは自分が作りたいものから作ろう」と決心しました。
そして、「自分からお願いにいくよりも、私がお願いされる人になるにはどうしたらいいのだろう?」と考え、それでできたのが、『ひとみずむ』でした。
パーソナルブランディングと検索すれば、「オンリーワンになる」と書いてありますが、自分が作りたいものを作れば、「オンリーワン」になれることも確実なのです。ブランディングをしようとしてブランディングをするのではなくて、自分が作りたいものを作れば、もうオリジナルブランドなのです。
それから、自分の価値を向上させるために、日々スキルアップにいそしめば、信頼感もついてくるのだと思います。
「どうすれば選んで頂けるようになるのか?」日々自分にそう質問を投げかければ、自ずとマーケティングもブランディングも完成していくのだろうと考えています。
型に自分をはめようとすると、可能性が小さくなってしまうでしょう。
一番大切にすべきことは、「自分の本音」です。その「本音」を守ることが、実は難しいところなのです。
「できるぞ!」と潜在意識でも思えるような、Episode2にしたいと思っています。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
10/8(水)堀口ひとみ独立8周年トークイベント
★Episode2:「ビジネスを継続させる仕組みづくり」
自分のビジネスを持ったはいいけれど、3年続く人は1500分の1。
お客様を集めることが難しいのです。
私が、お客様とつながるためにしていること。
自分の仕事を続けられるためにしていることを
経験談をもとにまとめてみたいと思っております。
コメント