「最初の一歩が進めない感じはなぜか?」というテーマのセッションでした。何か進みたい方向があっての最初の一歩なのかな?と質問してみようかとふと思いましたが、もし、そうだったら最初からそこがテーマになると思ったので、そこじゃないだろうなと思って、そのままクライアントさんのアウトプットに任せてみるように傾聴していくことにしました。
恥ずかしさ。行動に移せていない。マイナスに捉える。自分と向き合うのがつらい。苦手。今日は飲まないぞと思っても飲んでしまう…など、向き合わずして、そのまま寝てしまうということは、「明日の準備ができていないのでは?」と訊いてみると、未来のことは考えるが、振り返ることは少ないということでした。
私は、日々ブログという形で10年間、毎日を振り返っていますが、振り返らなかったころと比べると、自分の変化は明らかで、振り返りは大事だと感じています。改善が見つかることもあれば、嬉しかったことや、ありがたかったことなどをもう一度思い出してみたり、人と共有したい情報をアウトプットすることで、思考の整理にもなります。無意識だったら通り過ぎてしまうこともキャッチする丁寧さを身につけることで、人生が豊かになったのを感じます。
クライアントさんにその話をシェアすると「人と共有したいことが少なくなっている」とおっしゃいました。以前にオーバーなしゃべり方に聴こえてしまったことがあったらしく、笑われて恥じらいを感じたことがあったようなのです。それ以上考えなくなって、笑って終わりにしてしまうこともあるとか。子供時代のことも訊いてみると、それで傷ついたことにもつながっていらっしゃるようでした。
話を聴き続けていると、「恥ずかしい気持ち」という言葉をセッションの中で何度も耳にしました。恥ずかしさが出てくると、心で思っていない言葉が、焦りで不意にでてきてしまってしまうこともあるようです。
つまり、頭と心が一致しない言葉になっていることが多くなることによって、人とのコミュニケーションにも影響がでたり、自分と向き合うのが苦手であることにも、つながっているかのようでした。
「恥じらいの気持ち」に関しては、リズブルボーの「五つの傷」の本をオススメしました。何か発見があった場合、無意識にあったことが意識化されることで、癒しにもつながると思います。
では、「恥ずかしい」の手前で起こっている「焦り」に関して、どう向き合っていけばいいのでしょうか。
心の言葉とアウトプットする言葉を一致させることは、とても大切なことです。人は、心の中にあることをしゃべるとき、速度がゆっくりとなることが当たり前です。これまで考えたことのないことを口にする瞬間です。早口になれる場合は、何度もそのことを話したことがあるときです。
「ゆっくり低い声で話す」ことを意識してみると、出てくる言葉も変わるのです。私がそうでした。自分の心の声とアウトプットの言葉を一致させることに意識を置くようになり始めてから、実際に声が低くなったのです。ボイトレのときも先生が驚くほど、低音域が伸びています。昔の知人などは、私は声が高い人という印象のほうがあるようですが、今は「声が低めの人」と思われることの方が増えたのです。
ブログを書くときも、自分の心の声とアウトプットする言葉を一致させることを意識しています。意識し始めたばかりのころは、なかなか書けなくて時間がかかったのです。今は、アウトプットとほぼ同時に心の声を拾えている感覚がします。毎日書きながら、あるとき突然、心と頭の伝達速度アップを体験し、驚くべき変化を感じました。
また、相手の話を聴くときも、「自分の言いたいことが出てくるまで無理して話さないこと。自然と出てくる質問や相槌を待つこと」を意識することです。クライアントさんは、仕事でお客様をカウンセリングするという業務もあるようなので、きっとここでお客様との対話の変化を感じるのではないかと思います。
「自分の心の言葉とアウトプットする言葉を一致させる」ことができたら、無敵なのです。それ以上でもそれ以下でもない、そのままの言葉は、きっと棘のない丁寧な言葉に自然となっているのだと思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
ゆっくり話してみましょう。
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
独立8周年トークイベントEpisode 2
「ビジネスを継続する仕組みづくり」のご案内を更新致しました。
恥ずかしさ。行動に移せていない。マイナスに捉える。自分と向き合うのがつらい。苦手。今日は飲まないぞと思っても飲んでしまう…など、向き合わずして、そのまま寝てしまうということは、「明日の準備ができていないのでは?」と訊いてみると、未来のことは考えるが、振り返ることは少ないということでした。
私は、日々ブログという形で10年間、毎日を振り返っていますが、振り返らなかったころと比べると、自分の変化は明らかで、振り返りは大事だと感じています。改善が見つかることもあれば、嬉しかったことや、ありがたかったことなどをもう一度思い出してみたり、人と共有したい情報をアウトプットすることで、思考の整理にもなります。無意識だったら通り過ぎてしまうこともキャッチする丁寧さを身につけることで、人生が豊かになったのを感じます。
クライアントさんにその話をシェアすると「人と共有したいことが少なくなっている」とおっしゃいました。以前にオーバーなしゃべり方に聴こえてしまったことがあったらしく、笑われて恥じらいを感じたことがあったようなのです。それ以上考えなくなって、笑って終わりにしてしまうこともあるとか。子供時代のことも訊いてみると、それで傷ついたことにもつながっていらっしゃるようでした。
話を聴き続けていると、「恥ずかしい気持ち」という言葉をセッションの中で何度も耳にしました。恥ずかしさが出てくると、心で思っていない言葉が、焦りで不意にでてきてしまってしまうこともあるようです。
つまり、頭と心が一致しない言葉になっていることが多くなることによって、人とのコミュニケーションにも影響がでたり、自分と向き合うのが苦手であることにも、つながっているかのようでした。
「恥じらいの気持ち」に関しては、リズブルボーの「五つの傷」の本をオススメしました。何か発見があった場合、無意識にあったことが意識化されることで、癒しにもつながると思います。
では、「恥ずかしい」の手前で起こっている「焦り」に関して、どう向き合っていけばいいのでしょうか。
心の言葉とアウトプットする言葉を一致させることは、とても大切なことです。人は、心の中にあることをしゃべるとき、速度がゆっくりとなることが当たり前です。これまで考えたことのないことを口にする瞬間です。早口になれる場合は、何度もそのことを話したことがあるときです。
「ゆっくり低い声で話す」ことを意識してみると、出てくる言葉も変わるのです。私がそうでした。自分の心の声とアウトプットの言葉を一致させることに意識を置くようになり始めてから、実際に声が低くなったのです。ボイトレのときも先生が驚くほど、低音域が伸びています。昔の知人などは、私は声が高い人という印象のほうがあるようですが、今は「声が低めの人」と思われることの方が増えたのです。
ブログを書くときも、自分の心の声とアウトプットする言葉を一致させることを意識しています。意識し始めたばかりのころは、なかなか書けなくて時間がかかったのです。今は、アウトプットとほぼ同時に心の声を拾えている感覚がします。毎日書きながら、あるとき突然、心と頭の伝達速度アップを体験し、驚くべき変化を感じました。
また、相手の話を聴くときも、「自分の言いたいことが出てくるまで無理して話さないこと。自然と出てくる質問や相槌を待つこと」を意識することです。クライアントさんは、仕事でお客様をカウンセリングするという業務もあるようなので、きっとここでお客様との対話の変化を感じるのではないかと思います。
「自分の心の言葉とアウトプットする言葉を一致させる」ことができたら、無敵なのです。それ以上でもそれ以下でもない、そのままの言葉は、きっと棘のない丁寧な言葉に自然となっているのだと思います。
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