3 10/19(土)に秋コミコレクションセミナーを開催いたします。本日、播磨さんと第1回ミーティングを行いましたので、すこし内容についてお話ししたいと思います。

 コミコレとは、私と私のコーチの播磨弘晃氏が、季節ごとに主催している4時間半のセミナーで、毎回一つのテーマについて考察していくものになります。考察していくことで、いままで見えていなかったことへの発見につながる機会を提供しています。

 自分に妥当な解決策を探す場合もありますが、そもそも自分自身に考える力をつけることが、人生を豊かにしてくれるのではないかと感じています。コミコレの主題である「考える」ということが、みなさんの生きる知恵となってお役に立つことを願っています。


 今回のテーマは、「真実と喜びの発見」です。

 まず、真実とは、一体なんでしょうか? 真実と言う言葉に対して、事実という言葉が出てきそうです。
ここで、二つの意味をまずは確かめてみます。

「事実」とは、実際に起こったこと。
「真実」とは、その人の内側にある思想によって、本当だと思い込んでいることです。

 つまり、何を真実とするのかは人それぞれなのです。私たちは、相手の言った言葉や行動に解釈をつけて、自分の真実にするのです。
 その解釈は、人によって違うところがあり、人によっては、「怒り」に感じるかもしれませんし、人によっては「喜び」に感じられる場合もあるのです。

 そこで、最初のワークとして、「事実」から「真実」にとりこんでいく際の自分の考え方の癖について考察し、把握したいと考えています。

 例えば、会社の中で上司から「好きにやっていいよ」と言われたとき、あなたはどう解釈するでしょうか?

「やった! 好きにできる」と思う人もいるし、「好きと言われても分からないから困る」と言う人もいるし、「投げやりな言い方だな、嫌だな」と感じる人もいるし、「見放されてしまったのかしら?」と思う人もいるし、本当に様々です。

 また、「いいと思います」と相手に言われたとき、どう解釈するでしょうか?
「いいです、と言いきってないし、本当にいいのかな?」と思う人もいるし、「いいといっているんだから、相手がどんな感情を持ったとしても、いいと解釈しよう」という人もいるし、「なぜ、断定的じゃないのかな? 何か他にもあるのかな?」と、さらに聞いてみようとする人もいるでしょう。

 そのように、自分の受け取り方を振り返ることで、自分のアンテナが見えてくるのだと思います。
そのアンテナは、若いころは見えなかったけれど、歳を重ねたら見えるようになったということもあるでしょうし、新しい物の見方を提供されたときに見えてくることもありますし、自らの立場の変化によっても変化してくるものです。

 自分にとって、喜ばしい「真実」を発見できると人生はどう変わるでしょうか?

 先日、友達から電話がかかってきて、「新築にしたのにもかかわらず、毎日掃除してもルンバにものすごくゴミが溜って、凹むよ」と言っていました。
 私は、それに対してこう答えました。「そうやってルンバは、フィードバックしてくるんだね。(笑)ルンバの性能がものすごくいいとも言えるよね」と。

 そこから、床掃除に関しての話が進み、結局は、部屋が広いのにクイックルワイパーのウエットを1枚しか使わず、汚れたもので床を拭き続けていることが、より埃を生み出しているのではないか? という真実が見えてきました。おまけに、家で必ずスリッパを履いており、フローリングと向き合っていないからだ! というところまで辿りつきました。友達は、「話しているだけで、いろんな発見があるんだね〜」と感心したような口調で私に伝えてきました。(笑)

 冗談のような話ですが、見えてくる真実は、そんな調子で変わってくるのです。
ちょっと面白くなってきませんか? 

 また次回、コミコレミーティング後もレポートをアップしたいと思います!


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■2013年10月19日(土)開催
第20回 秋コミコレクション テーマ「真実と喜びの発見」
講師:堀口ひとみ・播磨弘晃 @東京国際フォーラム

 ★詳細はコチラです


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