「セッション4回目が終わり、今は、目の前の大きな壁は、いったんはなくなった状態ですが、継続セッションの皆さんは、どのような内容でセッションを受けているのでしょうか?」とクライアントさんからメールを頂きました。
セッションのご依頼を受けた当初は、なかなか自分ひとりでは、決断しにくいことだから、背中を押してほしいとのことでした。そして、4回のセッションで、希望の環境への異動が叶ったという状況です。
とても答えてみたい質問に感じました。言語化したことがなかったので、ブログで書いてみることにします。
おそらく、数年悩んでいた大きな壁の先の事が、これからのテーマになるのだと思います。
その先とは、一体何が見えるのでしょうか?
それぞれのペースで、成長曲線がきっとあるのです。人間は、変化、成長し続けるのです。
私が、「成長」を意識するようになったきっかけがあります。
アパレル時代、取締役が全店のスタッフとの面談をしていました。私は、その取締役のことを、「洞察力があり、頭脳明晰で、優しい人。ちょっとカウンセラーっぽいのかな?」というイメージを持っていたので、面談を楽しみにしていました。その頃、渋谷店は数字としての結果は、まだ出ていませんでしたが・・・。
私は店長でしたので、数人のスタッフ面談に同席しました。
あるアルバイトの面談のとき、取締役がアルバイトに質問をしました。
「渋谷店に来て、成長したことはありますか?」と。アルバイトは、「○○をしました」といくつも答えていました。
「堀口さんは?」と訊かれて、私も「○○をしました」といくつも答えました。色々やっていたので、「よくぞ聞いてくれました!」と思いながら答えていました。
しかし・・・・。
「成長したことと、やったことは違うんだよ」と言われました。
何も返す言葉は、思いつきませんでした。自分は情けないと思ったのと同時に、「前の会社で習ったことを繰り返しているだけで、新しいこと何もしていなかった…」と明らかに気付いたのです。
日が経過するごとに、色々と気づき始めました。
「誰か私を評価して!」と、どこかで思っていました。それなのに、社長も上司も、なかなかお店に来ないし、一体どこで、私は評価されるのだろうか? と悩んでいました。
だったら、目に見える成果を出そうと、個人売り上げは絶対に頑張り続けました。いつもお店では1位でしたが、一向に上司は私を評価してくれない!(怒) そんな風に感じていました。
ところがある日、突然気づいたのです。「私は、評価する側になったのだ」ということに。
つまり、私が部下たちの能力を引き出していくポジションなのだと、ようやく自覚したのです。私が、評価をされるのならば、そこが出来ているかどうかということです。
自分のことから、相手のことを考えることが増えていくと、もっと悩みが増えていきました。気づけば、本を読むのは好きじゃなかったのに、色々と本を買っている自分がいました。
自分だけでは、解決ができないので、経営者の知人を増やしていきました。私が知らなかった視点から、私の答えが引き出されていきました。
つまり、継続してセッションを受けている方の多くは、テーマに「相手の幸せ」が、含まれているのです。「人の役に立つために、自分を磨いていくこと」つまり、利他的がテーマであるとも言えるのでしょう。
相手との関わりの中で、また自分を発見し、精神的にも成長していくのだと考えています。そして、「変化していく自分が楽しい!」ということを実感されている方が、多いと感じます。
あるお教室を開いていらっしゃるクライアントさんは、セッションを申し込まれた直後は、「指導の仕方」をテーマにしたいとおっしゃっていたので、そうしていたのですが、あるとき、「自分が子供の頃の罪悪感について話したい」とおっしゃって、そこから、「自分と向き合う」セッションが続き、身近な家族との関わりのお話も色々とセッションで取り扱いました。
やがて、「自分と向き合う」=「自分を満たす」ことにつながったのでしょうか。今は、自分のパフォーマンスをあげることについてと、生徒さんの力をより引き出すために、何ができるのか? が主なテーマとなっています。
また、昨日久々に『ひとみずむ』(セッション体験記)、今年の3作目が完成しました。その方は、昨年も書いて下さったのですが、昨年は、「自分と向き合う」ことについて書かれていました。
そして、昨年〜今年にかけては、「自分は何をするために生まれてきたのか?」がテーマで、人とのかかわりの中で自分を発見していく物語になっているのです。
特に、「成長とはこういうものですよ」と定義したわけではありませんが、みなさん揃って同じような方向性を感じずにはいられません。
「成長したことはありますか?」の質問は、私にとっては、いつまでも確認になっているのです。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
今年、成長したことは何ですか?
セッションのご依頼を受けた当初は、なかなか自分ひとりでは、決断しにくいことだから、背中を押してほしいとのことでした。そして、4回のセッションで、希望の環境への異動が叶ったという状況です。
とても答えてみたい質問に感じました。言語化したことがなかったので、ブログで書いてみることにします。
おそらく、数年悩んでいた大きな壁の先の事が、これからのテーマになるのだと思います。
その先とは、一体何が見えるのでしょうか?
それぞれのペースで、成長曲線がきっとあるのです。人間は、変化、成長し続けるのです。
私が、「成長」を意識するようになったきっかけがあります。
アパレル時代、取締役が全店のスタッフとの面談をしていました。私は、その取締役のことを、「洞察力があり、頭脳明晰で、優しい人。ちょっとカウンセラーっぽいのかな?」というイメージを持っていたので、面談を楽しみにしていました。その頃、渋谷店は数字としての結果は、まだ出ていませんでしたが・・・。
私は店長でしたので、数人のスタッフ面談に同席しました。
あるアルバイトの面談のとき、取締役がアルバイトに質問をしました。
「渋谷店に来て、成長したことはありますか?」と。アルバイトは、「○○をしました」といくつも答えていました。
「堀口さんは?」と訊かれて、私も「○○をしました」といくつも答えました。色々やっていたので、「よくぞ聞いてくれました!」と思いながら答えていました。
しかし・・・・。
「成長したことと、やったことは違うんだよ」と言われました。
何も返す言葉は、思いつきませんでした。自分は情けないと思ったのと同時に、「前の会社で習ったことを繰り返しているだけで、新しいこと何もしていなかった…」と明らかに気付いたのです。
日が経過するごとに、色々と気づき始めました。
「誰か私を評価して!」と、どこかで思っていました。それなのに、社長も上司も、なかなかお店に来ないし、一体どこで、私は評価されるのだろうか? と悩んでいました。
だったら、目に見える成果を出そうと、個人売り上げは絶対に頑張り続けました。いつもお店では1位でしたが、一向に上司は私を評価してくれない!(怒) そんな風に感じていました。
ところがある日、突然気づいたのです。「私は、評価する側になったのだ」ということに。
つまり、私が部下たちの能力を引き出していくポジションなのだと、ようやく自覚したのです。私が、評価をされるのならば、そこが出来ているかどうかということです。
自分のことから、相手のことを考えることが増えていくと、もっと悩みが増えていきました。気づけば、本を読むのは好きじゃなかったのに、色々と本を買っている自分がいました。
自分だけでは、解決ができないので、経営者の知人を増やしていきました。私が知らなかった視点から、私の答えが引き出されていきました。
つまり、継続してセッションを受けている方の多くは、テーマに「相手の幸せ」が、含まれているのです。「人の役に立つために、自分を磨いていくこと」つまり、利他的がテーマであるとも言えるのでしょう。
相手との関わりの中で、また自分を発見し、精神的にも成長していくのだと考えています。そして、「変化していく自分が楽しい!」ということを実感されている方が、多いと感じます。
あるお教室を開いていらっしゃるクライアントさんは、セッションを申し込まれた直後は、「指導の仕方」をテーマにしたいとおっしゃっていたので、そうしていたのですが、あるとき、「自分が子供の頃の罪悪感について話したい」とおっしゃって、そこから、「自分と向き合う」セッションが続き、身近な家族との関わりのお話も色々とセッションで取り扱いました。
やがて、「自分と向き合う」=「自分を満たす」ことにつながったのでしょうか。今は、自分のパフォーマンスをあげることについてと、生徒さんの力をより引き出すために、何ができるのか? が主なテーマとなっています。
また、昨日久々に『ひとみずむ』(セッション体験記)、今年の3作目が完成しました。その方は、昨年も書いて下さったのですが、昨年は、「自分と向き合う」ことについて書かれていました。
そして、昨年〜今年にかけては、「自分は何をするために生まれてきたのか?」がテーマで、人とのかかわりの中で自分を発見していく物語になっているのです。
特に、「成長とはこういうものですよ」と定義したわけではありませんが、みなさん揃って同じような方向性を感じずにはいられません。
「成長したことはありますか?」の質問は、私にとっては、いつまでも確認になっているのです。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
今年、成長したことは何ですか?
コメント
コメント一覧 (2)
今年の4月、与論島勤務から鹿児島市内勤務になりました。
ネットも6月終わりくらいから,Mixiは夏休みに入ってから見るようになりました。
また、コーチングを受けたいかな・・・と思いつつ堀口さんのブログにアクセスしました。
そう、まさに自分自身に「壁」を感じているところです・・・。
ブログ更新、楽しみにしていますね〜。
記事をお読み頂きありがとうございます。
与論島から鹿児島に戻られたのですね〜。
与論では、なかなか、ネットもつながりにくい環境とおっしゃっていましたね。(笑)
はい、また機会がございましたら、いつでもお声掛けください。
かなりパワーアップしております!