相手が悪かったのだ。自分が悪かったのだ。それはただの記憶かもしれません。
おそらく、その裏側に真実が隠されている気がします。
自分も相手も悪くない、何か事情がある。その時たまたま起こってしまった。
過去のことだけど、改めて考えてみるとどうでしょうか。
昨日のセッションの人は、90日コーチングのラストで、途中、結婚式とかもあり、お忙しくしていたので、5カ月くらいかけて6回のセッションを受けていました。
でも、その流れもなんだか必然だったようです。
最初、転職コーチングということで取り組み始めました。
転職をしたいのに、していいのかどうか、いろいろと抵抗している考え方もいっぱいあって、難しくしていたのですが、自分の本当の思いに添って進む方向に腹が据わったあたりから、流れがきました。そして、ヘッドハンティングにあって、あっという間に転職は決まってしまいました。本当に驚きました。
そして、結婚式が終わり、ラストのセッションになりました。
新しい職場は、前の職場よりも緩い感じらしいのです。ルールを守らない人がいて、注意したいけれど、どう言おうかと悩んで、言葉が出るまで考えていると、タイミングを逃して、自分の中でストレスにたまっているようでした。
上司にアイデアを思いついて、言おうとするときも、どう言ったらいいのかと、いつも困っているということ。貢献もしたいのに、言い方に困っていては、進みにくくなってしまいますよね。
その様なことは、これまでの人生でもよくありますか? と聞いてみたら、よくあると言っていました。何かを言う時に、どう言おうかと考えているうちに、タイミングを逃して、ああ、言っておいた方が良かったかも、と後悔したりが多いそうです。
その傾向は、そう言えば、数回のセッションの中で、よくある癖だたなぁと、6回目になって、改めて思いました。何かを言おうとするときに、考え込んでしまうというところが、私の中で気になりました。
はっきり物事を言ったら、相手をひどく悲しませてしまったとか、そんな出来事は子供の頃にありませんでしたか? とお聞きすると、あったのです。
両親が共働きだからと、すごく面倒を見てくれた叔母さんに、ある日「あなたの言い方はいつもきつい」と言われて、泣かれてしまったようなのです。
きっと、子供の頃ですから、叔母さんに何があったのか?全然想像出来ずに、私がまずいことを言ってしまったのではないか…という罪悪感が残っていました。
セッションのなかで、叔母さんのことを色々な角度から考えてみることにしました。
お聞きすると、叔母さんのことは、物知りでとても尊敬していて、影響を受けた部分がいくつもあったようでした。しかし、叔母さんにも色々と悩みがあったようでした。だから、あのとき、泣きながらあのセリフになってしまったのでしょう。クライアントさんとしては、もっと叔母さんには幸せになってほしいと思っているようでした。
セッションの冒頭で、結婚式で、両親への手紙を読むときに、ライトがまぶしくて、両親がどこに座っているのか分からないまま、ちょっとキョロキョロしながら読んだという話をしていました。
叔母さんには、お色直しのときに手を引いてもらったそうです。だけど、過去に叔母さんに言われたことがショックとして、いまだに少し残っているようでした。少し距離があるようでした。感謝の手紙の中で、叔母さんには2行しか書かなかったと、クライアントさんが言いました。
「じゃあ、叔母さんへの感謝の手紙をもう少し書けそうですね!」と私が言うと、ちょうど2月1日は叔母さんの誕生日だということでした。実家へ行く用事もあって、叔母さんにも会えるようなので、何かプレゼントをと考えていたタイミングでもあったから、クライアントさんも叔母さんへお手紙を書きたいと、言いました。
クライアントさんが、叔母さんへの感謝の気持ちを素直に言い表したい様子がとても伝わってきて、こちらもあたたかくなりました。
このクライアントさんとのセッションのタイミングの良さは、いつも抜群でした。最後もその様ですね。
叔母さんへの手紙を書いて、渡したあとの報告を、あとで私に知らせてくれることになりました。手紙を書くことっていいですね。
クライアントさんも、あの時言いたくても言えなかったことを伝える事ができると、周りの人たちのことで色々と気になってしまうという悩みが、すーっと消えて行くのではないかと思います。自分の中で気になっていることに気付けたからです。
見ようとしなければ、大切なことを見落としてしまいますね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分の中で気になっていることはありますか?
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概要:相手と自分、自分の中の余白について考える。

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おそらく、その裏側に真実が隠されている気がします。
自分も相手も悪くない、何か事情がある。その時たまたま起こってしまった。
過去のことだけど、改めて考えてみるとどうでしょうか。
昨日のセッションの人は、90日コーチングのラストで、途中、結婚式とかもあり、お忙しくしていたので、5カ月くらいかけて6回のセッションを受けていました。
でも、その流れもなんだか必然だったようです。
最初、転職コーチングということで取り組み始めました。
転職をしたいのに、していいのかどうか、いろいろと抵抗している考え方もいっぱいあって、難しくしていたのですが、自分の本当の思いに添って進む方向に腹が据わったあたりから、流れがきました。そして、ヘッドハンティングにあって、あっという間に転職は決まってしまいました。本当に驚きました。
そして、結婚式が終わり、ラストのセッションになりました。
新しい職場は、前の職場よりも緩い感じらしいのです。ルールを守らない人がいて、注意したいけれど、どう言おうかと悩んで、言葉が出るまで考えていると、タイミングを逃して、自分の中でストレスにたまっているようでした。
上司にアイデアを思いついて、言おうとするときも、どう言ったらいいのかと、いつも困っているということ。貢献もしたいのに、言い方に困っていては、進みにくくなってしまいますよね。
その様なことは、これまでの人生でもよくありますか? と聞いてみたら、よくあると言っていました。何かを言う時に、どう言おうかと考えているうちに、タイミングを逃して、ああ、言っておいた方が良かったかも、と後悔したりが多いそうです。
その傾向は、そう言えば、数回のセッションの中で、よくある癖だたなぁと、6回目になって、改めて思いました。何かを言おうとするときに、考え込んでしまうというところが、私の中で気になりました。
はっきり物事を言ったら、相手をひどく悲しませてしまったとか、そんな出来事は子供の頃にありませんでしたか? とお聞きすると、あったのです。
両親が共働きだからと、すごく面倒を見てくれた叔母さんに、ある日「あなたの言い方はいつもきつい」と言われて、泣かれてしまったようなのです。
きっと、子供の頃ですから、叔母さんに何があったのか?全然想像出来ずに、私がまずいことを言ってしまったのではないか…という罪悪感が残っていました。
セッションのなかで、叔母さんのことを色々な角度から考えてみることにしました。
お聞きすると、叔母さんのことは、物知りでとても尊敬していて、影響を受けた部分がいくつもあったようでした。しかし、叔母さんにも色々と悩みがあったようでした。だから、あのとき、泣きながらあのセリフになってしまったのでしょう。クライアントさんとしては、もっと叔母さんには幸せになってほしいと思っているようでした。
セッションの冒頭で、結婚式で、両親への手紙を読むときに、ライトがまぶしくて、両親がどこに座っているのか分からないまま、ちょっとキョロキョロしながら読んだという話をしていました。
叔母さんには、お色直しのときに手を引いてもらったそうです。だけど、過去に叔母さんに言われたことがショックとして、いまだに少し残っているようでした。少し距離があるようでした。感謝の手紙の中で、叔母さんには2行しか書かなかったと、クライアントさんが言いました。
「じゃあ、叔母さんへの感謝の手紙をもう少し書けそうですね!」と私が言うと、ちょうど2月1日は叔母さんの誕生日だということでした。実家へ行く用事もあって、叔母さんにも会えるようなので、何かプレゼントをと考えていたタイミングでもあったから、クライアントさんも叔母さんへお手紙を書きたいと、言いました。
クライアントさんが、叔母さんへの感謝の気持ちを素直に言い表したい様子がとても伝わってきて、こちらもあたたかくなりました。
このクライアントさんとのセッションのタイミングの良さは、いつも抜群でした。最後もその様ですね。
叔母さんへの手紙を書いて、渡したあとの報告を、あとで私に知らせてくれることになりました。手紙を書くことっていいですね。
クライアントさんも、あの時言いたくても言えなかったことを伝える事ができると、周りの人たちのことで色々と気になってしまうという悩みが、すーっと消えて行くのではないかと思います。自分の中で気になっていることに気付けたからです。
見ようとしなければ、大切なことを見落としてしまいますね。

自分の中で気になっていることはありますか?
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