昨日、コーチングをするのと、夜にコーチングのクラスもあり、

両方ともたまたま時間管理の内容でした。

とくに、コーチングのクラスでは、おもしろいことになったのですが、

昨日は、人数が少なく8名くらいのクラスで、

私はコーチに立候補して、全員コーチの前でコーチ役。

結構やなもんですが、(笑)フィードバックを受けられるし、

私だったら、こんな質問をします。的な意見も繰り広げられたりて、

お得なんです。おもしろいですよ。

今回のクラスは、2人がコーチ役で、3分ずつコーチングをしました。

私が最初です。


それで、その方の問題は、

「やりたいと思っている仕事があるのに、急遽入ってくる仕事が

多くて、やりたいことが出来なくなっている。」ということでした。

まず最初に、あなたなら、どんな質問をしますか?

私「Aさん、こんばんは、よろしくお願いします。」

「この6分間のコーチングの間に、何が明らかになったらいいですか?」

Aさん「やりたいと思っている仕事が、ちゃんとできるように

するには、どうしたらいいのか?明らかになったらいいです。」


私「1日の仕事の中で、急に入ってくる仕事は何%ですか?」

Aさん「10%のときと、100%の時があります。」

私「その仕事の緊急性はどうですか?」

Aさん「お客様が来ての仕事なので、重要なんです。」

私「なるほど。重要なんですね。」

「自分の仕事をどのようにやっていくか、考える時間はお持ちですか?」

Aさん「はい、毎朝やることを書いています。」

私「そうなんですか。それは、素晴らしいことですね、

既にできているではないですか!」

Aさん「はい。そうなんです!」

そして、こここで3分が経ってしまいました。

次のコーチ役の方は、時間管理をうまくいかせるために、

仕事をふっていけばいいのではないか?という結論のコーチングになり、

めでたく、問題が明らかになったと思われたのですが。。。

なんだか腑に落ちない状況に。

クラスコーチ「ほかに、どんな質問をしたいですか?」

と皆に投げかけました。

そこで、色々と明らかになったことがありました。

Aさんが、急に入ってくる仕事というのは、「お客様が来るから。」

ということなので、それは、売上げもあがるので、

いいことではないか?という結論になり、

Aさん「お客様が来ることを、いきなり入ってくる仕事として、

自分の仕事の時間が持てなくなると言っていましたが、

それは、とてもいいことなんですね。」と。


ついつい、自分の仕事の順番もしっかりと立てて、

行っていた素晴らしいAさんだったので、

それが乱されることがとてもいやだったのだと思います。

でも、話しているうちに、お客様に関わることなのに、

そういう時間をどうやって避けられるか?と思い込んでいたのです。

思い込みの枠が外れた瞬間でした。


悩んだことがあったときに、ちょっと見方を変えてゆく。


そういう質問をすることで、急に明るくなったりする。

そんなコーチングでした。

とても楽しいクラスで、またコーチングスキルがアップする

キッカケになりました!良かったです。