クライアンさんからときどき、「堀口さんならどう考えますか?」というようなメールを頂きます。クライアントさんのいつもの考え方では、轍から抜けられないときです。

 先日は、お仕事のことで相談が来ました。

 クライアントさんは、AとBの間を取り持つような仕事をしていらっしゃいます。Aの決断をなんとしてでも変更してもらうように、Bより依頼があったそうです。
 クライアントさんとしては、Aの決断の理由もわかるので、Bの一方的なお願いについて、Aを無理に引き留めるような説得をどうしていけばいいのか?悩んでいました。「Bの日頃の態度が悪いから、Aもそうなったんだ!」と、どちらかというと、そんな感じにクライアントさんは思っていました。

 しかし以前もそのようなときに、Aを擁護したら、上司やBにお説教をくらってしまったようでしたので、他に考えはないか? と私に相談してきたのです。

 クライアントさんは、私にAにつくか、Bにつくか? どっちよりですか? というように締めくくってありましたが、私は中立なところをお返事しました。

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○○さんへ

 パワフルな言葉だけで交渉するのは大変でしょうね。「承知しました。交渉したいと思いますので、説得できる条件などありましたらご提示いただけないでしょうか」と先方に一応尋ねてみますかね。

 そして、「こんな条件が出ましたが、いかがでしょうか?」とAに決めてもらう。それだけですね。自分がベストを尽くせるところは。それでだめなら、怒られても、あまり痛い感じではないですよね。

堀口ひとみ

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それから1週間後、クライアントさんからメールが来ました。

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堀口さん

先日はアドバイスをありがとうございました。ポイントを絞り、Bに投げかけたところ、交渉がすんなり進みました。結果、Aも満足する条件でOKとなりました。、会社も売上が減らず、すべて良い方向となりました。

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また、私はお返事しました。

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○○さん

 全てが望む方向へ行って良かったです。○○さんは、相手の言葉に怯えていたのだと思います。感情を受け取るのではなく、言葉だけみていけば、建設的なアイデアがでてきます。
 クレーム対応でよくある話です。内容だけ聞きましょう。逆に、こちらがクレームしたいときは、感情を穏やかにして言うと通りやすくなります。

堀口ひとみ

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 クライアントさん、思い当たる節が色々とあったようです。交渉術といいますか、これは方法論というよりも、「感情に流されない」自己基盤を整えることで、真実を見極める力をつけることができます。

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 流れに乗りはじめると、いつもなら「またか〜」とスルーしてしまうようなことについて、「今回は流れを変えるために考えてみるか」と覚悟を持てるように自然となり、今までの過去の失敗を乗り越えるチャンスがやってきます。スピリチュアル的に言うと、「お試し」というやつです。

 流れに身を任せ始めたら起こる、「お試し」を乗りこえて、乗り越えて、乗り越えて…行くと、ついに「フロー状態」に入っていくのです! 私は道なき道を進むタイプで、こんなことは、誰にも相談することができないことだったので、乗り越えるのに5年くらいかかりました。でも実は、播磨コーチとのセミナー「コミコレ」の毎回のテーマにして、密かに考察していたのです。(笑)今考えても、コミコレはすごく深いセミナーだったと自負しています。

 「お試しの乗り越え方」。流れに乗った先にある世界をちょっとお見せしようという試みが、なんと! This is a sign Highlights のテーマに昨日決まりました。詳細は、明日の新月に公開予定です!


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