初90日コーチングですが、セミナーではリピーターのクライアントさんが、占星術を見てもらったそうで、「革命の年」の星回りだと言われたそうです。

 自分に深く問いかけることは、今までなかったとのことで、最初に提出していただく「考察のための質問集」は2週間じっくり考えて取り組んだとおっしゃっていました。単発セッションではなので、問いかけが90日間続いていくわけです。どんな変化が訪れるでしょうか…。

「自分の強みって何?」
 仕事で人から言われることや、自分が割と好きな方だと思うことは一致していました。でもそれだけじゃないかもしれません。それをこのコーチングで見つけていくわけですが…。

 自分と向き合うこと。自分のことを知るために、これから起こるだろう自分の心情や変化などをブログに綴っていこうかなと思ったりもしたそうです。しかし、既に書いていらっしゃる趣味を深めるブログとは違い、誰もそんな人のブログなんて読まないだろうしなとか、躊躇していらっしゃいました。
 
「コンセプトが決まれば、書けますよ。今からタイトルとコンセプトを決めていきましょう」

 他のクライアントさんで、1年以上ブログが続いている方が二人いらっしゃいます。月20日は書いていらっしゃると思います。結果、二人はブログを始めた当初と今とでは別人に変わったのです。

 Aさんは片付けが好きなので、「片付けをずっとしたら、どうなるんだろう」というコンセプトです。Bさんは絵が好きなので、「毎日絵を描いたら、どうなるんだろう」というコンセプトで続いています。変わろうとして書いているのではなくて、書いていたら変わっていったのです。私もブログを13年間毎日書いていますが、書いているだけで変わっていくのです。

 続かないブログは、「自分の過去の経験や知識をアウトプットする」ことがメインのもの。または、「変わろうと頑張って、毎日新しい行動をしていく」ものなどもそうです。一方、続くブログは、「毎日・・・をしたらどうなるのかな?」という実験の要素が一つ言えると思います。

 例えば、3年前に『365日のシンプルライフ』というフィンランドのドキュメンタリー映画がありました。コンセプトは、「いったん自分の部屋のものを倉庫に預け、本当に必要なものを1日1つ取っていくことで、一体何が見えてくるのだろうか?」というものです。なので、始めたときはどう変わるかわかっていないわけです。ただ続けていったらどうなるのかな? ということを自撮りしています。

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「書いてたら、変わったになるような日々って、何をしていったら、そうなるんだろう?」ということを考えていきました。

「もし、毎日何かしらが続いていった場合、どんな変化が起きていたらいいか?」と私は質問しました。するとクライアントさんが得たいものが見えてきました。

「自分に自信がついたり、自分を肯定できることが増え、自分の本当の望みに気付くことができるといいです」

「でも今は、自分の真心に従うこと自体、本当にそれでいいのかと恐れているわけですよね」

「そうなんですよ」

「何を恐れているんですか?」

「堀口さんからしたら、本当にしょうもないことだと思うんですけどね。(笑)」

クライアントさんの恐れがいろいろと出てきました。
「思い込み、心のブレーキをリリースしていけば、変化できるかもしれないです!」

ということで、コンセプトがこの瞬間決まりました。
「思い込みを手放していく、そこから何が見えるのか? 実験ブログ」
 1月31日は満月ですから、手放す意味のその日からスタートするとよさそうですね。

「思い込んでいるしょうもないこと?!」をセッションで話せただけでも、かなりスッキリしたとおっしゃっていました。しょうもないことほど、普段話せないですから、話すことは大事なことですね。