クライアントさんが、去年から子育てについてのブログ書こうかなとおっしゃっていたのですが、周りは「いいじゃない!」というけれど、ご本人だけは、なかなか行動にGOサインを出せずにいました。

 しかし今年1月満を持してという感じで、始めることを決められました。タイトルの感想を聞きたいとのことで、メールが来ました。1つしか候補がなかったので、ほかにも考えてくださいとお返事しました。1日考えても出てこなかったようで、結局書きながら決めますということに。

 翌日、「はじめにを書いてみました」とメールが来ました。はじめにを書くだけでも、ずいぶん勇気がいったようです。その様子が、逆に文章が短すぎることから伝わってきました。そのとき私の中で「ああ、この方が書きたいことは、こっちサイドではなくて、あっちサイドかな」と代弁するかのように浮かんできたので、以下のようなお返事しました。

「大人は子供を変えようとするけれど、自分が変わらない人が多いです。今されている子育てについてが伝わるよりも、そもそも真摯に向き合い、自分を変え、成長していくご自身の姿を綴り、そこから影響を大人に与えてほしいなと思いますよ」

 そのあとまたお返事が来ました。

「そうか!そうですよね。(中略)子供と出会い、変化していく私自身のことを書いていけばいいんですね。道筋の光が見えた気がします。ありがとうございます。はじまりの続きを書いてみます」

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 クライアントさんの違和感の正体がわかった瞬間でした。どんな視点の変化が起こったのかというと、『星の王子さま』で言えば、「王子がバラのことについて語ろうとしていた」。のではなくて、「王子がバラと出会い、自分がどう変化したのかを語る」というベクトルになった感じです。星の王子さまの語り口はまさにそんなかんじですね。そこに、星の王子さまの話の聞き役としてパイロットがいて、キツネはメンターです。

 さらに私は、クライアントさんは書くべき人である意義を伝えました。たまたま昨日読んだイチローのインタビュー本の中に、こんなことが書いてあったことが引き金となりました。

 大リーグで、振り子打法を封印したイチロー自身の変化について聞かれたときのことです。
「言っておきたいのはフォームを変えたのではなく、変わったのだということです。変えると変わるでは全然違うと思います」その本の中では、「いつもの詩的なイチロー節で説明しています」でまとめられていますが、これは大変深いと思いますよ。

 私がその言葉を読んだとき、「深いな〜。わかるなーぁ」と共感しました。変えるというのは、自分から意図していますが、「変わった」というのは、Just happeningであり、結果的にそうなったというニュアンスのように感じました。クライアントさんご自身も、星の王子さまもそうです。絆を深めていこうとしたら、変わったのだということです。人が変わるときというのは、自分から変わろうとするよりも、何かに触発されて変化が起きる時ではないでしょうか。

 
 変わる人は、変えようとしていなくて、その都度違和感を修正していったら変わったのだ、ということなのだと思いました。そんな自然な変化を生む方法は、「自分の真心に従う。違和感も直感である」というマイルールがあること。そうすれば、自ら生み出したFlowに乗れるのだと思います。

追伸:明日は”This is a sign EVENT” Go with he flow 東京2回目です。(満席ありがとうございます。)昼頃、リマインダーをお送りしますのでご確認くださいませ。

 前回から3週間。私も参加されるクライアントさんも、変化がある方が多そうですので、久保さんの解説も自然と変化せざるを得ない会になりそうです。前回参加された男性が、「久保さんのハンドパワー的なヒーリングもお願いしてみたい」と言っていたので、(久保さんはヒーラーでもあります)3次会でスペシャルエディションもご覧いただけるかと思います!


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This is a sign EVENT Epi.3 Go with the flow! 2/3大阪 残席3名です。

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★2/3 大阪 ご案内
http://pearl-plus.me/seminar/LMSeventOSAKA.php