90日コーチングがスタートし始めたばかりの方は、よく「過去の再構築」についてセッションで扱うことがあります。潜在意識にある、自分を許せていなかったり、トラウマだったり、心の中のいい思い出になっていない部分に気づいて、顕在意識に昇華させていくことです。私が興味本位でヒプノセラピーの前世療法を受けたときに、セラピストが次のような図を描いて説明してくれました。(もちろんRobertはいませんし、オリジナル化しました。笑)

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 潜在意識のバッテンが少ないほど、潜在意識の下の方にある「本当に叶えたいこと」が叶いやすいということです。ヒプノセラピーでは、催眠術を通して「×→○」に昇華させていくものですが、私のコーチングは、セッションで話しながら顕在意識のほうに昇華させていく形です。いろいろと検証して、過去の捉え方のままを変えていきます。これが本当の自分探しではないかと思います。
 
 クライアントさんは、「心の片づけは、時間を置けば整理できるのかしら?」と思っていらしたようですが、時間が経っても、夢に出てきたり、いまだにいい思い出になっていないとのことでした。セッションで、過去の捉え方を変えていきました。

 たいてい、自分を許すことで、昇華されることは多いと思います。クライアントさんは部活動のことで、いまだに気になっていたようでした。大技を決めることができず、できなかったという思いが、今もどこかで引きずっているようでした。

「今の自分なら、その時の自分にどう言いますか?」
「部活の顧問の先生になんて言ってほしかったですか?」

 そんな質問を投げかけると、クライアントさんの口から思ってもみなかったことが出てきたようで、「私そんなこと、声かけるんだ」と驚いていらっしゃいました。そして、次第に過去のままであった捉え方が、今、変わろうとし始めていました。

 私も過去の未消化がよく夢に出てきていたことがありましたが、「自分を許す」ことで、二度と夢を見なくなったということがいくつかあります。

 「自分はかなり頑張ってやったけれど、皆にそんなに喜ばれなかったこと」が大学時代にありました。今振り返ってもすごい発想力&実行力だなと思うのですが、(笑)「自分がこうしたい!」というのが強すぎて、自分の基準に合わせてみんなを疲れさせてしまったという感じがしていました。その割には、就職活動の面接でそのネタを用いて、面接には受かっていたのですが。

 マクドナルドの社員のときも、自分の意志が強すぎて店長から「皆がついていけなくなっている」と言われてしまったことがありました。やっぱりそのときも、病気になるほど一生懸命に頑張っていました。病気になったわけですから、「やり方を変えなさい」というサインだと今なら思います。

 結局、自分がようやくやり方を変えることができたのは、アパレル店長のころです。コーチングを学んだことで、新しいリーダーシップの形を作り上げることができました。過去の自分を克服したことで、ものすごい結果が現実のものとなりました!

 しかし独立してからもたまに、一生懸命に頑張っていた店舗の夢をよく見ていたのです。自分を許せていない因子が残っていたのか、たまに人間関係を悪化させるという事件も勃発していました。

「自分を許す」ということがようやくわかってきて、満月の日に「許しの儀式」をするようになったら、ようやく昇華したのでしょう。過去の夢は本当に見なくなりました。今は、未来を暗示する夢ばかりが、夜中に上映されています。(笑)「許すこと」で、スイスイと未来へ向かってどんどん進化していけるのです。



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このグリーンガイはRobertの友達で、”Gregg”という名前です。(笑)

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