継続してコーチングを受けながら、自分にはなかった新しい発想が引き出されて、行動が変化して、転職や新しいことに取り組んだりと変化を実感しているクライアントさんです。
 しかし、このブログの記事で他のクライアントさんの変化の様子を見ながら、「ダイナミックな変化が自分はまだできていないな…」と感じたようです。それで疑問に上がったことは、「変化する人と、していない人の違いは何か?」ということでした。

 「変化の度合い」は人それぞれ違います。断捨離、引越、結婚、離婚、ひとり旅、スキルアップ、試験合格、コミュニケーションの改善や日々の感じ方が変化したとか…とういう変化もありますし、人生のステージアップ、海外へ、売上UP、独立、新しいビジネスを始めたなどの変化もあります。

 一体どのような違いがあるのか? ダイナミックな変化が起きているほうが、「人が絡んでいる」ということです。「自分の範囲内だけで変われること」ならば、コーチングでやることを具体的に一つずつしていくだけですし、自分が変わるだけなので、簡単に変わることができます。しかし、ステージアップの変化となると一人だけで起こせない変化になるのです。そうすると、人生が変わるほどの大きな変化へと感じるでしょう。ジャスティンビーバー→ピコ太郎さんもそうでしょう。

 クライアントさんは、断捨離、引越し、転職、ひとり旅、ファッションの変化、新しいお稽古事など、自分で起こせる変化は起こしてきました。しかしここで、さらに変化するために必要なのは「人のご縁」なのです。ということは、何が必要かというと、自分の殻に閉じこもっているだけでなく、人とつながろうとすることなのです。ある程度まで変化したらやっぱりここに行きつきます。「もっとオープンになる必要があるかも」と、クライアントさんが薄々気づいてはいたことが、やっぱりそうだよね、となるのです。

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 例えば、私は一人でビジネスをしていますが、一人でできるところまでは限界があります。独立3年目くらいで、メンターに言われた「一人で稼げる月収の限界」まで辿りついたことがありました。思いっきり頑張ってそこまでなのです。それ以上となると、例えばマクドナルド兄弟がレイ・クロック氏に出逢って、アメリカ全土までマクドナルドが広がっていったような、そういう出逢いが必要です。私も今、誰かに出逢うことがまた必要な時期に来ているなと感じています。一つとしては、英会話のインストラクターに出逢ったことで、週1回のペースで英語のメルマガを発信できるようになりました。これは一人でやっていたら、絶対に成し遂げることは出来ません。

 つまり、クライアントさんは一人でがんばれるとことまでは十分にできるので、これからはもっと人に興味を持ったり、自分がどんな人と出会いたいか考えてみたりするのと同時に、日頃のコミュニケーション力を磨いていくことが必要です。私もコーチングを勉強したことで、人とつながれるように一気になったのです。2016年は、「自分を変える」ということについて言及してきましたが、次に、クライアントさんや読者の人たちが学ばなくてはいけないことは、コミュニケーションだと認識しました。
 昨年開催していたUPDATEのセミナーや12 Years a Bloggerシリーズは、どちらかというと自分でできる自分を変える作業です。それ以上の変化を起こすために必要なことについて次は発信すべきです。
 人から教えてもらい上手になるにはどうしたらいいか? 人のご縁をつなげるにはどうしたらいいか? 相手を饒舌にさせる聴き方。 などなど、コミュニケーション力が鍵となるのです。

 七夕のセッションでしたが、クライアントさんが「今日のセッションは夢が叶った気がします」と、まだこれからというのに、(笑)次の可能性の扉を開ける鍵を見つけたようでした。同時に私も次の活路を見出すことができました。