昨日の記事のクライアントさんの2つ目のテーマは、「自分の心が動くときはどんなときか」について。お子さんの吹奏楽の演奏聞くと、涙が出るのはなぜなんだろう?と、自分の感覚を不思議に思ったのだそうです。とくにクラシックを聴いたときにそう感じるそうです。ふと湧き出てくる涙のわけを自覚したいとのことでした。

 実は、「クラシックを聴くと涙が出るのはなぜ?」と検索してみると、そのことについて言及しているサイトがいくつかあったりします。不思議に思う人がほかにもたくさんいるのでしょう。私は、ピアニストのクライアントさんから聞いた話をシェアしました。

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「クラシックは感情とリンクするような感じでできているんですよ。作曲家によっての違いがあるそうで、バッハは喜びを表現していて、シューベルトは、光と影がある、ハイドンは、明るいって、ピアニストのクライアントさんが言ってましたよ。音、メロディーが感情と紐づけられるのでしょうね」

「そうなんですね。今までは理性で判断してきたところがあるので、こういうことは今までなかったので、なんでかなと思ったんです」

 クライアントさんが、理系の職場というのもあるのでしょうか。そんなことが今までなかったので、自分の中から引き出される感じが、初体験だったようです。

 私のおすすめは、TEDでのベンジャミン・ザンダーさんの講演です。「音楽と情熱」というテーマで語られています。この方は指揮者をされており、「可能性」に関しての書籍も出されています。10年前、私がコーチングの勉強をしていたところが主催する、ベンジャミン・ザンダーさんの講演会があり、私の記憶にいくつか印象に残っているスピーチの一つです。以下の動画「音楽と情熱」は、クラシックの捉え方が180度変わるかもしれません。






 さて、「自然にそうなる」というのは、面白いと思いませんか? 色々と説得されて、動くというよりも、自分の内側から引き出されてしまうという体験。

「自分で決めてもらうにはどうしたらいいか?」と、1つ目のテーマと2つ目のテーマは、絶妙にリンクしているなと思いました。クライアントさんが演奏を聴いて、心が自然と動いてしまった体験。

 相手を動かそうと考えるよりも、自分が動いてしまう体験をすること。その感覚を獲得したら、相手が自然と動く感じもイメージが湧くのです。理論的に「やり方」の本や情報を探すことよりも、自分が体験してしまうことが習得が速いのだと思います。体験するよりも、探している時間の方が長いなんて、生きている時間が、何しろもったいないのです。