「色々するけれど、どこかで満足感を得ていない感じがあることについて」というテーマの初めての対面セッションでした。いろいろと「はまれるもの」を探そうと好奇心で行動もしてきたようです。
 しかし、その多くは「1回で全容が分かったからもういいかな」と思ってしまう傾向にあるようでした。熱くのめり込めるまで、はまれるものがある人がうらやましい・・・と。自分は深めたことがない感じだし、楽しんで終わる…を繰り返すのは、何なのだろう? 本当にはまれるものは何だろう? をコーチングで見つかればいいなと思われたようでした。

 「はまれる理由」ができるとしたら何だろう? ということを考えていきました。

 例えば、未来に「こうなりたい」というイメージがあって、それに近づくためにトレーニングをしたり、勉強したり、深めたりが必要になってくる場合です。歌が上手くなりたいから腹筋をするのであって、そうすると腹筋はただの通過点で、淡々とやるものに変わるでしょう。クライアントさんにそんなたとえ話をすると、「どうなりたいのか?」というのが、不明確のまま、好奇心だけで動く傾向があるというのが見えてきました。クライアントさんにとっては、それでは満足した感じを得られないわけです。なぜでしょうか?

 「未来のイメージが湧きにくいのは、狭い中で考えることが普通になっているからだと思いますよ」と私がフィードバックすると、クライアントさんは、ハッとしたようです。

 そのような状況で、クライアントさんに質問を投げかけたとしても、頭でうんと考えた回答しか出せないと思います。いつも狭い範囲の中でしかしなくてすむ質問に慣れてしまっているからです。

 普段の質問と違う質問が、いきなりその人の日常に飛び込んでも、なかなか開通しないようだと、コーチになり始めの頃、いきなり壁にぶち当たりました。

 「どうしたらいいと思いますか?」という質問をクライアントさんに投げかけたら、「愕然としています・・・・」と無言になられてしまい、私はものすごく焦ったものです。
 今ならわかります。その人にとっては、「どうしてダメなんだろう?」という質問を自分に多くすることが習慣になっていたから、突然の未来の質問に不慣れでスタックしたのだと。

 まずは、クライアントさんの思考の下地作りです。「どうすれば未来のイメージが湧くようになるのか?」、「どうしたら、未来を実現させていけるのか?」、「必要な物をキャッチできる直感はどう磨くか?」ということについて、クライアントさんに私の体験談とともに知恵をシェアしていきました。クライアントさんからも、途中に質問が入ったりして、面白いセッションとなりました。


stars その中から一つ、「必要な物をキャッチできる直感はどう磨くか?」について少し書きたいと思います。

 これは、日常の些細なことから練習が可能です。自分がイメージした商品を見つける訓練などがそうです。私はよく、人の買いものにつきあうのですが、依頼者以上に私の方が、その人が欲しいモノをなぜか見つけてしまいます。頼んでくる人も私のその特殊(?)能力を知っていて、私に頼んでくるのです。(笑)
 コーチングセッションの前日に、翌日のクライアントさんが必要な情報をキャッチしていることもよくあります。

 どうしてそんなことが起こるのか?

 やはり、先のビジョンが既に描けているからです。いろいろと行動していても、先々のビジョンがあると、なしでは、行動の質が全然違うのだと思います。行き当たりばったりではなくて、全てがメッセージとなっていくでしょう。

 「ダイエット」というキーワードを自分が持ったら、次々とダイエット関連の情報をキャッチする、あの感じと同じこと。自分の未来を描かない手はないですね。人は脳みその可能性を5%しか使っていないようですので、もっと使わなきゃもったいないです。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

★セッション後、感想メールを頂きました。


開始直後、社内にロールモデルがみつからない。
→それは見つかるわけない、見たい世界が違うから、と
長らくのもやもやに一瞬で答えが出てしまい、いきなりの衝撃でした。

視点が異なる方に話す、相談する、って効果的なんだなぁ…と実感しました。
イメージの感覚を思い出せたこと、人の力を借りるという発想も、大きな収穫でした。

その後、会社も自分にとって大切な場所、という気持ちがわいてきたので、
会社以外の、二つ目の大切な世界を、これから探して行きたいと思います。

ラウンジ見学も、ありがとうございました。
都内でヨーロッパ調の、モダン過ぎず、デコラティブ過ぎない場所はないかな…と
探していたのでまさに、の雰囲気で驚きました!

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

 昨日のブログにもリンクを貼っていますが、このTEDの講演を聴いて、「人生のシナリオは、生まれる前に大体書かれているのではないか?」とふと思ったのです。
 それは、幸せが標準装備になっています。でも、幸せでない、と思える不運なことが起きたとしても、そこに「可能性」を見出せた場合、幸せにつながる台本通りに進められるのではないかと。だから、ある意味自分にとっての正解探しの旅が人生なのかもと思いました。

 体験談をシェアして頂けたことに、本当に感謝したいスピーチでした。ありがとうございます。