イベント特典の30分セッションがありました。

 「マインドマップを描いてみているけど、思考が進まないことについて」から話が始まりました。
 先月のイベント『話し上手は、聴き上手』では、マインドマップというブレインストーミングツールにも驚き、絶妙な引き出し方、楽しい普通の会話のなかで、アイデアがどんどん広がっていく様子の空気感も衝撃を覚えたようで、参加して本当によかったとおっしゃっていました。
 自分の仕事の仕方も、ボランティア的なところから、ビジネスの考え方に移行している最中ということで、いいタイミングだったようです。

 今まで、仕事で行き詰まると、方法論を探して、抜け出すという発想しかなかったから、頭打ちになっていたことにも気づき、本質はそこではなく、「考え方の違い」にあるのだと、最近気づかれたようでした。

 早速、イベントで出てきたマインドマップを描いてみようと途中まで書いたようですが、その先へ発想が進まず、困ったようです。
 実は、同じ悩みになっていたクライアントさんが、他にも2人いらっしゃったので、マインドマップは便利なツールだけれども、そもそも発想を広げる問いがないと、止まるものだと思います。

 「どうしたら、マインドマップの発想が進むのか? 何が違うんですか? 堀口さんのブログや、小冊子など、読んだんですけど、もともとの根源が違うんじゃないかと思ったんですよね」と、私が質問をされました。

learn 私は「人と違うことをしよう」というのが、基本的発想です。
 「人と違うことをしよう」というOS(発想)になると、本当の意味で自分のお客様のことを考えたり、これからの未来のことを考えたり、自分のできること、挑戦したいことを考える方向へいくのです。誰もやったことのないことを想像すると、お客様のびっくりする顔まで浮かぶので、楽しくなっていきます。それが自分のモチベーションになるので。
 それは、横に流れていくことなく、深く自分を掘り下げていくことになります。すると、人も真似できないものになります。

 私は、なぜか子供のころからその傾向がありました。何でみんな同じなの? と子供ながらに疑問に思っていたのです。
 クライアントさんは、「人と違うことを考える」という発想は、まったくなかったようです。「どうすればいいか?」方法を探して乗り越えようとしてきたけれど、それじゃあ頭打ちになるなと、狭い空間で物事を考えてきたことを客観視されました。


 もうひとつのテーマは、「お客様にあたる時間がついつい長引いてしまうこと」についてでした。
 
 周りの人に相談すると、「オプションメニューを作って、それはそれで申込んでもらうようにしたらいい」と、アドバイスを貰って、なるほど!と思ったようでした。

 しかし、私はその話を聞いてこうフィードバックしました。
 「おそらく無駄があるから長くなっているはず。削れるところがないか? 考えるところからですね」と。

 セッションの前半でクライアントさんが、「やったほうがいいかな、やらないほうがいいかな、やってあげたほうがいいかな?」と考える傾向があるとおっしゃっていたので、きっと色々なことを考慮しすぎて長くなっていることが想像できたからです。
 雑念がいっぱいのOSのまま、新メニューを作ったって、雑念新メニューとなるでしょう。

 まずは、無駄を減らすこと。そうすれば、きっと新メニューを作ることにフォーカスしなくて済むので、時間が増えてゆとりが出てくるはずです。雑念がなくなると暇になるのです。クライアントさんが、セッションのなかで何回かおっしゃっていた「ゆとり」も手に入ることでしょう。

 やはり、まずはOSを変えるところからですね。そこから、新しい案を出していきましょう。

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★セッション後、メールを頂きました。


こちらこそありがとうございました!
やはり、堀口さんスゴいです!! 面白いです!!
早速雑念取り除くことから初めてみます!
「雑念が無いと暇になる。ゆとりが出来る」!!

また何か動いた気がします(笑)
他人と違うことをするって概念無かったと思いますので
考えるときのポイントにしてみようと思います。

こうやって、1つずつクリアにして行動して行けば
無駄にバタバタすることも無くなるんですね♪

また、是非よろしくお願いいたします!

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