2014-04-27-22-22-09 プチセミ「伝え方」を開催しました。

「え? このメール本当にあったメールなの? わー面倒くさい」「こんな長文、長文で返さないと悪いよね…」「相手の困った発言にどう対処するか?ではなくて、相手と絆をつくる伝え方についてのセミナーですからね(笑)」と、私は思わずつっこみをしてしまうほど、できれば対応策で乗り切りたいという皆さんの本音。発言が自由な場となり人間らしさが露呈されまくりの4回目でした。(笑)

面倒くさいと感じる相手をどうかわすか? とか対処すればいいか? の言葉選びをしてしまうこともあるんだろうなと、人間らしさが露呈されまくりの4回目でした。(笑)

 実際にクライアントさんから送られてきたメールに私がどう返事をしたか? ケーススタディーを2つ取り上げました。これは、私がコーチだから特別というわけではなく、きっと普段も友達や仕事仲間などからも貰う可能性のありそうな、相手の悩みや心の葛藤、感情表現が多めのメールです。

 参加者のみなさんにそのメールに関して自分なりの返事を考えて頂き、そのあとで私の実際のメールを見てさらに深めるワークです。


 これまで次のような返信パターンが見受けられました。励まし系・承認系・ポジティブな見方を提案というものです。
 今回参加された方にまた新しいパターンがあって、「ご健闘をお祈りいたします」とか「今度会ったときにでもまた聞きますね」という、丁寧な定型文の様な返し方のようにも思えそうなものでした。
 しかし、なんとなく冷たそうな感じも否めません。そこで本音を訊いてみると、「関わると大変そうだから」とつい本音が出てきていました。(笑)

 それから私からのヒントを少し出しながら、皆さんに力の限り返せる返事を考えて頂き、喋りすぎて、笑いすぎてディスカッションもかなり白熱したものになったのですが、「じゃあ、私の返事を見てみましょう」と言ってお見せすると、あれほど言いたい放題だったのに、シーンと静まりかえってしまいました。(笑)

 次に、さらに長文の2問目へ。ポイントとして「ニュートラルに見る」とか「相手に見えていない真実を伝える」ということに焦点を向けてもらうのですが、やはり難しいようです。

 「ある人の発言を受けて気分が落ち込んだ」という内容に対して、「その人は口が悪かったかもしれないけれど、心配してくれてそう言ってくれたんだよ」と返すだろうとおっしゃる方がお2人いらっしゃいました。相手が落ち込んでいることに対して、明るい見方を提供したわけです。
 しかし、私の返した返事はそこではなかったのです。また「シーン」とさらに静まりかえってしまいました。(笑)
 私の回答が決して正解とは限りませんが、そのクライアントさんにとっては、私の見方を知って「不思議なほどスッキリした」とおっしゃっていたものでした。

 そこから「ニュートラルってなに?」というディスカッションに入っていったのです。「ニュートラルって、自分の心が平和なことだと思っていたけれど、そこじゃなくて、どう見るかなんですね」と発言した人がいました。

 続いて、「どう見るか?」について議題が移りました。

 実家でこんなことがありました。妹が父親にイラっとしてこう言いました。「寒いのにいつもドアを開けたところで、何かを思い出したように話するのやめてよ〜」と。そうして私は父の方を見ました。季節は冬。確かに廊下とリビングの境目はヒューっと風も通り抜けてちょっと寒い感じです。でも私は、父が何かを話かけているだけのことだと思ったので、「そこが、お父さんのパワースポットなんだからしょうがないよ〜」と私は妹に言いました。イラっとしていた妹でしたが、これには爆笑してくれて、その場は和んだ、という話です。

 私がしたこの発言は、評価がなにも加わっていないのが特徴です。クライアントさんへの返事もポイントはそこなのです。

 参加者の方が、「寒暖さえも、ジャッジしていないですもんね」と言いました。確かに、妹は寒いと感じたことは妹にはそう感じた事実ですが、もしかしたら、もっと北国の人からしたら寒くないかもしれません。
 つまりここに存在する一つの事実は、「父が話した」というだけなのです。そこに着眼し、私はコメントを発しているということです。

 その鋭いツッコミのおかげで、「ニュートラルとは何か?」が、今回の参加者の皆さんに、かなり浸透できたようで、「これからいろいろと物の見方が変わると思うと楽しみです」という感想もありました。
 私もニュートラルな視点を手に入れてから、過去の見方が変わることが度々あって、過去に味わい忘れた温かい感情を今ごろ味わったり出来ているのです。見方が変わることで、過去の感情は変化するのだと考えています。

 参加者の皆さんのお陰で私もさらに言語化することがさらにできて、今日セッションだったクライアントさんにも早速、このプチセミでのディスカッションをシェアすることもできました。その方も見方が変わる体験となったら、幸せ連鎖が続いていきそうです。

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懇親会は、近所の焼鳥屋さん&カラオケでした。
ここのハマグリが美味しいことを発見です!

参加者の皆様、ありがとうございました!
またセッションでお待ちしております!

なお、次のプチセミは、
6月14日(土)@東京弊社事務所にて。
テーマは「視点」です。