先日、3人との間でこんなやりとりがありました。

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Aさん、Bさん、私とでランチへ行く予定で待ち合わせをしていました。
Bさんは、行きたい店があるということで、寄ってから合流の予定でしたので、
Aさんと私は、ランチの場所を探して先に店に入ることになりました。

Bさんが来たら、一緒にオーダーすると店員さんに伝えて、少し待つことにしました。

まもなく、BさんからAさん宛てにメールが来て「まだ見ています。ランチは食べないかもしれません」と書いてありました。なので、Aさんと私は先にランチを頼むことにしました。

Aさんは、少しイラっとした様子で、「何で?…」と返信しようとしていたので、私は「何で? のあとに、ランチはまだ大丈夫です。私たちは先にオーダーしたところです。と書くといいかも」と言いました。

Aさんは、そうやって返事を出しました。それから15分くらいして、Bさんが買い物を終えてやってきて、何事もなくランチをオーダーし、楽しいランチとなりました。

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MP900411797 (1) これは、実は家族とのやり取りでした。昔、家族と一緒にいる時の自分と、今の自分の違いを感じることが日常の様々な場面であります。私の返事の質が変わったなぁと気づいたワンシーンでした。

 昔の私なら、「食べないって言っているから、いいんじゃない?」と、言葉のうわべだけで判断し、「わかった、じゃあ、私たちは食べるから」ときっと返事をしていただろうと思います。

 しかし今は、「ランチの約束をしていたのだから、みんなで楽しく食べたい」ということが目的ですから、相手も買い物を十分に楽しめて、それからランチへ来てもらえたら…と思ったので、暗にそういったことを含む返事を考えました。また、ランチの時間が終わってしまうのではないかと危惧しているBさんの様子が、なんとなく伝わってきました。

 相手の立場に立った返事を作ることができるというのは、自分にとっても相手にとっても、目的を果たせることへつながるのです。よくある「チーン」となることも事前に防げますし、はたまた「チーン」を挽回することもあります。(笑)


 やんわりした言葉を選んだから伝わるというよりも、もっと違った視点から言葉を選んでみようということです。
 以前の私は、そういう返事がなんとなく存在することはわかっていても、どんな境地からその言葉がでてくるのか? できている人を不思議に思っていました。しかし、あることに気づいたら、だんだんとできるようになったのです。

 4月もプチセミ「伝えかた」を行います。日常のちょっとした場面でも、相手のことを思い、伝える言葉をつくる機会はあるでしょう。そういう1回1回を丁寧にしていくことで、言葉が磨かれ、自分自身も見えてくるものの変化を体験するはずです。


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前回のご感想を頂きました。

いろいろセミナーに行っていますが、参加者の方、セミナー主催の方と、
こんなに近く、いろいろお話できたのは初めてです。
少人数だったので、話しやすかったです。
懇談会も含め、人との出会いというのは、本当に面白いと改めて実感し、
これからの未来が大きく変わる出会いだったように思います。
貴重な体験をありがとうございました。

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プチセミ「伝えかた」@東京弊社事務所
4/20(日)or 26日(土)13:30(13:15会場)〜18:00 懇親会
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