ヨガの先生がしていた小話です。

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osake スーパー銭湯の食事もできる憩いのスペースで、80代のご夫婦がお酌し合って、まったりと過ごしていたようです。やがて、おじいちゃんの方が、洗面所へ行くことになって、おばあちゃんが一人になると、別のおじいちゃんがおばあちゃんのところに来て、お酒を注ぎ始めたそうで、いわゆる、おばあちゃん、ナンパされていたようです。(笑)

 しばらくして、おじいちゃんが戻ってきて、その様子を見て激怒。喧嘩が始まったそうです。二人のおじいちゃんは、酔っ払いであるのと、歳のせいもあって、パンチが一つも命中することなかったそうなのですが。

 そこで、おばあちゃんが一言。「まあ、ふたりとも、私のために喧嘩なんかして」と、にこやかに言い放ったようでした。

 それを聞いたヨガの先生は、「私もあの境地になりたい!」と人生の目標ができたと笑って話していました。

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 ちょうど、1/25に「伝え方」をテーマにセミナーをするので、私は、その話に反応してしまいました。
 そのおばあちゃんの発言の感じの言葉がアウトプットできるような、ものの見方についても、考えてみたいと思っていたところでした。

 おばあちゃんの物の見方は、とても愛情に溢れていますね。それにニュートラルに事実を捉え、おばあちゃんなりの真実になって、それを言葉としてアウトプットしたのでしょう。

 ヨガの先生は、その続きを話してはいませんでしたが、旦那さんであるおじいちゃんは、おばあちゃんのことをもっと好きになってしまったのではないかと、想像してしまいました。(笑)

 つまり、「事実」をどう捉えて、その人の「真実」とするか? というところです。「真実」の捉え方次第で、当然、アウトプットする言葉(伝える言葉)も変わってくるでしょう。

 伝えるというのは、結果です。「インプット=それをどう捉えるか?」があって、結果的に言葉になって出ていく「伝える」になります。

 今度開催するセミナーでは、言葉を作るというところから「伝える」ことを考えるのではなく、そもそも伝えるという結果をつくる、原因「ものの見方」のほうからアプローチしたいと考えています。

 結果にフォーカスしがちな世の中ですので、それと比べると、私はちょっと周りくどいところがありますが、原因から考えてみたら、おもしろいセミナーができるのではないかと思っています。

 私は、事実を捉えることも、つい数年前までは、かなり考えないと見えてこないところがありましたが、「事実」を捉え、「真実」に変換していくプロセスができている人、映画、読み物を参考にしながら、方程式を解くように、「そうか!」と気づいていきました。

 「真実」を捉えようとするとき、自分を苦しくして、相手を優位に立てて、それを真実とみなしてしまうこともありました。でも、苦しかったらそれは違うのです。もっと、ニュートラルなところで考えてみると、おばあちゃんのような発言に近付くのではないかと思っています。


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  堀口ひとみSEMINAR 2014 第1回テーマ: 伝え方
  2014年1月25日(土)渋谷 13:15会場[13:30〜18:00]
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