『世界にひとつのプレイブック』鑑賞しました。先週、映画を観たとき、予告編で一番観たいなと思った映画でした。

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公式サイト

 妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、すべてを失ったパット(ブラッドリー・クーパー)と、夫を事故で亡くし、心に傷を負っていたティファニー。彼女は、ダンスコンテストへ出場して立ち直ろうと考え、パットを強引にパートナーに任命します。こうして、2人の人生の希望を取り戻す挑戦が始まるのです。

 色々な個所で、笑いながら、ラストシーンは、ヒクヒクと号泣してしまいました。一気にきました。
 心の病を抱えている2人なのに、コメディータッチに仕上がっています。それぞれの登場人物に共感しながら、とても近い感じで映画に入り込みやすかったです。

「アカデミー賞8部門ノミネート!」の作品ですから、もう少し重厚感が漂うのかなと想像していたのですが、登場人物は、同じ街の近所の人たちだけで、進行していきました。

 きっと、アドリブもいくつもあった気がします。自分の応援しているチームが勝てるように、ゲン担ぎで、ハンカチを握る父親役のロバート・デニーロに気付いてしまうと、笑いがこみあげてきたり、主人公のパットが、ランニングをするときに、汗をかけるように「ゴミ袋」をかぶっていたり、ティファニーが、突然、よこからヒュンと現れてみたり、過激な台詞を言ったかと思ったら、急に優しくなったり…。ティファニーを見守る両親もまさに、見守っている感満載で、それが不思議な雰囲気を醸し出していたり、コメディーであり、ラブストーリーであり、ドタバタしているのです。

 あらすじを読んだときは、心の病から、2人が助け合って立ち直っていくストーリーのように感じていましたが、大きなテーマは「愛」に気づくことなのかなと思いました。

 愛している人はあっちなんだ〜と、追いかけている時は気づけなくて、そんな追いかけている人を、追いかけさせたままに出来るほうが、愛だったりして。

 そうして、追いかけさせたままにして、待っていたほうが、「ああ、愛に気付いてもらえない〜」と思って、逃げ出してみたら、ようやく相手が気づいて追いかけてきたり。

「愛」って時間差で気づく、不思議なものですね。でも、そこにあるものですね。

 2年前に『きみに読む物語』を観て、主人公のノアが、愛している人を目の前に、「僕が幸せにするから」と言うのではなく、「What do you want ?」と、相手に選択を委ねたところがあって、何故、好きなのに、自分が幸せにするって、言わなかったのだろう? と、ずっと考え続けてきたのですが、今なら、わかる気がします。

 そのように、「愛」についての映画を観るたびに、「え、そこでそうするの?」という意外な展開だと思っていたんです。しかし、そういうところに限って、涙が流れているのです。
 そこで、なぜ、涙したのだろう? と言語化し続けてくると、段々と「愛の法則」が分かってきて、自分の人生のなかにも「愛の選択とは?」という問いを持つことができるようになる。

 ときには、優しい嘘をつくことも「愛」であったりして、自分の心に正直と言うのとは別に、相手に対して、どう演じるか? みたいなことも人生のなかでは必要なのかなと考えたり。運命の人に出会うのも、そういう「愛」に気づけるかどうか? なのかもしれません。

 ちなみに、今日は初日の朝1の回で鑑賞してきました。相当観たかった映画でした。満足です。1回目は、細かい笑いを逃してしまったかもしれないので、もう一度観に行きたいです。




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2013年3月23日(土)春コミコレクション
テーマ「思考を芽吹かせる」講師:堀口ひとみ/播磨弘晃
仮説、着想、ひらめきなど、自分自身の見つける力を磨いていきます。