「なぜ、似ている仲間のなかにいると焦ってしまうのか？」の記事のクライアントさんのその後のセッションがありました。
【あらすじ】
4月の異動で、前の部署に戻ったそうです。前にいたこともあり、周りからのプレッシャーをなんとなく感じてしまったり、人と比較したりすることが、自己否定へとつながってストレスになっていることが悩みになっているようでした。
私は話を聴きながら、「着ぐるみ」がイメージに出てきました。
辛くなるからと、段々と見ないように、感じないように、「着ぐるみ」を着て、人のことをちゃんと見ないで、自分で勝手に推測して苦しくなっているのではないかと。
だったら、着ぐるみを脱いで、周りの様子もありのままに観察してみてはどうかということが課題になったのです。
そして、今回のセッションで、その後の様子をお聞きしたところ、「猛暑の中『着ぐるみ』を脱ぐことができました」とクライアントさんが笑いながらおっしゃっていました。
すると、職場で過ごすのが途端に楽になり、本来の自分を出せるようになったそうです。次第に、周りの職場の反応も自然と穏やかになっていきたのを感じ、以前は、周りの人たちが「着ぐるみ状態」の自分にきっと気を使っていたんだろうということも見えてきたとか。
そして、以前から苦手としていた同僚の方から、ご飯食べに行きませんかと誘いが来たそうです。
いつにするかあいまいのままにしておいたら、もう一度言われたそうです。
きっと「何か話したいことがあるのかな」と察して、ランチではなく、夕食時のほうがいいかもと思い、旦那さんにも話してみたところ、「きっと話を聴いてほしそうだから、夕食のときがいいんじゃない」と時間をつくることに背中を押してくれて、ゆっくり話す時間を作ったのだそうです。
内容は、同僚の仕事での愚痴が沢山あったそうなのですが、クライアントさんは、ずっと話を聴いてあげられたそうです。他の人の話を聞くのも、以前よりも楽になったと感じたということでした。
「着ぐるみを脱いでみよう」というキーワードで、自分だけでなく、周りの反応も変化するものなのですね。
楽になったクライアントさんは、色々な場所で、聞き役になることが自然と増えてきたそうです。
そして、一番近くにいる旦那さまが、最近仕事でお疲れ気味のようなので、何かしてあげられないだろうかとふと思い、「何ができるか」が今回のセッションのテーマとなりました。とっても平和なテーマですね。
今すぐできそうなこととしては、話を聴いてあげることと、マッサージをしてあげることとおっしゃっていました。
先日、あるクライアントさんと「自分を満たす」ことについて話していました。
なぜかというと、恋愛において、自分の欠乏感を相手に満たしてもらおうとしている自分に気付いたことがあったからです。また、相手の言動にいちいち左右されたりして、自分が辛くなることが多いようです。
自分を満たすについて、セッションの回を重ねるごとに、じわじわと変化されている様子をお聞きしています。
そんなクライアントさんに、映画（ＤＶＤ）『きみに読む物語』をお薦めしました。恋愛映画です。映画を見終わった後のセッションで、映画の内容についてディスカッションとなりました。
なぜ、主人公の女性は、Ａじゃなくて、Ｂの男性を生涯のパートナーとして選んだのか？ ということが、セッションのテーマとなりました。
クライアントさんには、見えていないところが、私には見えているところがあったので、そこをフィードバックすると、「なるほど〜」と返ってきました。
その話からリンクしたのか、クライアントさんが、自分の母親の父親に対する行動について話してくれました。
「この前、母が私のうちの方に来たんですけどね。父が最近、食虫植物を買って喜んでいるらしくて、その父のために、私のうちで、虫を獲っていました。（笑）そういうことなんでしょうか」と。
人から見たらおかしいことだけど、お父さんのために一生懸命な母の姿を目撃したそうなのです。
私は、こういう話、大好物ですね。笑
この話を、着ぐるみのクライアントさんにしました。
すると、大爆笑。そして、「私もその路線で考えてみます」とおっしゃっていました。
着ぐるみのクライアントさんは、旦那さまに、何をしてあげるのでしょうか。
次回のセッションも楽しみになってきました。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか？
自然に相手からしてもらっていることはありますか？
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【あらすじ】
4月の異動で、前の部署に戻ったそうです。前にいたこともあり、周りからのプレッシャーをなんとなく感じてしまったり、人と比較したりすることが、自己否定へとつながってストレスになっていることが悩みになっているようでした。
私は話を聴きながら、「着ぐるみ」がイメージに出てきました。
辛くなるからと、段々と見ないように、感じないように、「着ぐるみ」を着て、人のことをちゃんと見ないで、自分で勝手に推測して苦しくなっているのではないかと。
だったら、着ぐるみを脱いで、周りの様子もありのままに観察してみてはどうかということが課題になったのです。
そして、今回のセッションで、その後の様子をお聞きしたところ、「猛暑の中『着ぐるみ』を脱ぐことができました」とクライアントさんが笑いながらおっしゃっていました。
すると、職場で過ごすのが途端に楽になり、本来の自分を出せるようになったそうです。次第に、周りの職場の反応も自然と穏やかになっていきたのを感じ、以前は、周りの人たちが「着ぐるみ状態」の自分にきっと気を使っていたんだろうということも見えてきたとか。
そして、以前から苦手としていた同僚の方から、ご飯食べに行きませんかと誘いが来たそうです。
いつにするかあいまいのままにしておいたら、もう一度言われたそうです。
きっと「何か話したいことがあるのかな」と察して、ランチではなく、夕食時のほうがいいかもと思い、旦那さんにも話してみたところ、「きっと話を聴いてほしそうだから、夕食のときがいいんじゃない」と時間をつくることに背中を押してくれて、ゆっくり話す時間を作ったのだそうです。
内容は、同僚の仕事での愚痴が沢山あったそうなのですが、クライアントさんは、ずっと話を聴いてあげられたそうです。他の人の話を聞くのも、以前よりも楽になったと感じたということでした。
「着ぐるみを脱いでみよう」というキーワードで、自分だけでなく、周りの反応も変化するものなのですね。
楽になったクライアントさんは、色々な場所で、聞き役になることが自然と増えてきたそうです。
そして、一番近くにいる旦那さまが、最近仕事でお疲れ気味のようなので、何かしてあげられないだろうかとふと思い、「何ができるか」が今回のセッションのテーマとなりました。とっても平和なテーマですね。
今すぐできそうなこととしては、話を聴いてあげることと、マッサージをしてあげることとおっしゃっていました。
先日、あるクライアントさんと「自分を満たす」ことについて話していました。
なぜかというと、恋愛において、自分の欠乏感を相手に満たしてもらおうとしている自分に気付いたことがあったからです。また、相手の言動にいちいち左右されたりして、自分が辛くなることが多いようです。
自分を満たすについて、セッションの回を重ねるごとに、じわじわと変化されている様子をお聞きしています。
そんなクライアントさんに、映画（ＤＶＤ）『きみに読む物語』をお薦めしました。恋愛映画です。映画を見終わった後のセッションで、映画の内容についてディスカッションとなりました。
なぜ、主人公の女性は、Ａじゃなくて、Ｂの男性を生涯のパートナーとして選んだのか？ ということが、セッションのテーマとなりました。
クライアントさんには、見えていないところが、私には見えているところがあったので、そこをフィードバックすると、「なるほど〜」と返ってきました。
その話からリンクしたのか、クライアントさんが、自分の母親の父親に対する行動について話してくれました。
「この前、母が私のうちの方に来たんですけどね。父が最近、食虫植物を買って喜んでいるらしくて、その父のために、私のうちで、虫を獲っていました。（笑）そういうことなんでしょうか」と。
人から見たらおかしいことだけど、お父さんのために一生懸命な母の姿を目撃したそうなのです。
私は、こういう話、大好物ですね。笑
この話を、着ぐるみのクライアントさんにしました。
すると、大爆笑。そして、「私もその路線で考えてみます」とおっしゃっていました。
着ぐるみのクライアントさんは、旦那さまに、何をしてあげるのでしょうか。
次回のセッションも楽しみになってきました。
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