「やりたい事をやりたいようにやろう」。
そんなメッセージを込めて男性の同い年のクライアントさんがブログを始めていました。

 何でも器用にこなしてしまうところがあるので、色々とやってきてそれなりに順応して、ずっと進んできたようなのですが、結局、やりたいことやっていない・・・状態で・・・。
 もし、息子さんにお父さんのやってきたことはコレだったよ、と言うとしたら、今は何もない、今人生が終わったら、何も残っていない状態だと、笑ってはいましたが、本当にこの状態から抜け出したいということで、コーチングを申し込まれてきました。

 昨日までで4回のセッションが終わり、今は、派遣社員をしながら、(こちらは仮として生活のために)「本当にやりたいことだけする」毎日を過ごすことを実践し始めています。
やりたいことに没頭して、なんだか楽しそうです。

 「本当にやりたいことをやって、幸せになれるのかどうか?そんな楽な人生の生き方があったら、是非とも教えてほしいですね」。
最初のセッションで、その様なことをおっしゃっていたのが印象的でした。

 「やりたいことをやっていいと、本当に信じられていない、何がそうさせているのだろうか?」。
1,2回目のセッションは、自分の思い込みに気付くこと、過去を振り返ること、自分を受け入れることをしてきました。そのために、お薦めの本を読んでいただいたり、実際にセッションの中では、過去の再構築をしていきました。
 
 そして、3回目のセッションで、「やりたいことをやる」と決意が出来たらしく、まずは、自分がどんなことが主にできそうなのか、とにかくブログを書いてアウトプットして、他人にも客観的に見てもらいながら、自分でも気づければいいなと、始められていました。

 これが、とても楽しい作業のようで、2週間で22記事ほど書きあげていました。
「人生実験ですから」とおっしゃって、今までと真逆に、「本当にやりたいことしかやらない」ことを追求しています。極端すぎて、いい意味で楽しい方だなぁと思いました。

 そのクライアントさんは、器用なところがあるので、やりたいことといえども作業となると、要領よく効率化しようとする、自分が出てくることを懸念されていました。
また、焦りが出てくると効率化しようとしたくなる気持ちになるけれど、ここも注意が必要だと。

 そういう自分にならないように、今は、非効率を目指しているとか。
要するに、ムダなことをしていくことが大切で、オリジナリティーは無駄な部分に出るのではないかと、思っているそうです。
 また、もっと無邪気にがむしゃらに楽しむことが、自分をもっと自由にするのではないかと感じているようです。
私も、それを聞いてとても共感しました。


 私が、毎年行っている『ひとみずむ』は、かなり非効率ですが…(笑)。
その話をクライアントさんにしたら、「事実が持っているパワーがすごいと思う」と感想がきました。そう言われてみると、嬉しい気もするし、自分はいつも非効率なことばかりをしてきたような気がすると思っています。人からすれば、何でそんなことするの?的なことです。
でも、そんな場所にこそ、人が喜んでくれるヒントがある気もしています。
また、予定調和を覆す、面白さもあると思います。

 
 そのクライアントさんと話していると、オリエンの時の半信半疑が嘘のように、アプローチを全く逆にして、でも、ちょっとの焦りや不安もありながら、進んでいらっしゃる様子が、潔いというか、気持ちいいというか。
 辰年らしく断ったなと、ときの流れも味方にしながら、やりたいことをやるぞ!と決意されてから、よりその人らしさがにじみ出ていて、セッションは笑ってばかりです。

 私も、この1年間半は、「ゆっくりする」という、今までの人生を覆すような極端に真逆をしてみたら、なんだかいい調子です。
 いわゆる、ターニングポイントは、不安もありながら、きっといい方向に進むだろう、という予感もあったりするときです。そんなとき「大丈夫だよ、進んでるよ」と言ってくれるような相手でありたいなぁと思っています。

 「オリジナリティーは無駄な部分に出る」。
クライアントさんが言っていたこの言葉、メモしました。
コツコツとやりながら、じわじわと喜怒哀楽を味わう。
人生を楽しむ視点のように感じました。

 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

どんなことに取り組んでいる瞬間が好きですか?