クライアントさんから頂いたご質問のシェアです。
「マクドナルドをやめた時、アパレルをやめた時の
思考プロセス並びに大切にした基準・前兆ってどんなものがありましたか?(おなかが痛くなるみたいなのがありましたよね)」についてです。
今日は、辞める時の前兆編を書いてみたいと思います。

マクドナルドからアパレルへ転職した時の思考プロセスは以前に書いたことがあります。
★囚われているのといないのと、現実はどう変わっていくのか?
http://horiguchihitomi.livedoor.biz/archives/51914086.html


 マクドナルドの時は、2002年の半額バーガーの戦略が芳しくなく、会社の状況が悪い方向へ行き始めた時でした。ボーナスや福利厚生などがとてもいい会社だったのですが、ボーナスも30% 減になる通知が来たり、会社の豪華な別荘があったのですが、無料で貸し出しから有料になったりと、あの時期は本当に大変だったようです。店舗も縮小傾向にありました。2003年あたりに会社が希望退職を募ったという事実もあったくらいなので、私は、前兆が見えた途端に「転職しよう」といち早く辞めることを決意した社員の方でした。
 
 店舗で、ナンバー2の私は、部下に、転職するかもと話していました。こそこそは、あまりしたくありませんでした。すると、店長の上の上司から電話がかかってきて、激詰めされました。「新入社員もいるんだからそんなこと話すな」と。でも、私は、これから面接を受けようとしている頃で、転職する気満々になっていたので、「はい、以後気をつけます」と上司には謝りつつも、心の中では2週間以内に決めてやるぞ!と、かえってやる気に(笑)。

 アパレルの面接の日は、オープンシフトだったので、15時までが勤務の日。しかし、スケジュールを作る店の仕事も残っていたので、17時頃抜けて青山の面接会場へ行き、また19時頃に店に戻ってスケジュールを作りました。あの頃の私は今からでは信じられないくらい、勤勉でしたからね。マクドナルドの方にも迷惑をかけず、面接を受けるようにしました。
 
 それから、すぐに転職が決まりました。店長にも、うすうすわかられていたのもあって、告げることは結構あっさりでした。そのあと、店長の上の上司との退職面談がありました。エリアで一番キレモノと言われる人が、なぜか私の退職面談の相手になりました。どう言うつもりか?!と、思いましたが、マクドナルドには感謝しかなく、次のアパレルへは不安もありながら、マクドナルドの経験を活かせそうという期待感もあって、転職面談は、明るい感じで終わりました。

 アパレルの方は、私の都合で入社日を決めていいとのことでしたので、4月に面接して7月に入社という運びになりました。6月にボーナスなので、その辺りも計算していました。退職金とボーナスも無事に頂いて、有給50日休みました。休みは、2週間のNY短期留学とハワイ旅行へ行き、好きなように過ごしました。そのほか、その時期はプライベートでも実は大変だったのです。私の2002年は、人生の中で大転機となりました。


 一方、アパレルを辞める理由となったのは「たくさん頑張っているけれど、サラリーマンでは給与に限界がある」ことを知ったからです。それに、私のやりたいようには、100%できません。人から縛られることが嫌いなので、自由にやってみたかったのです。それでも、辞める頃は、独立が怖くて、メンターのRITZへ就職させてくれと、今から思えば弱気でした。(笑)しかし、金井さんが「堀口さんがRITZに転職することは想像できないねぇ」と私を一喝。「え、そうですか。じゃあ、独立します」とはずみで答えてしまいましたが、実は自分は一番そうしたかったのだと思います。

 独立を決めてから、副業と本業を行うのも、大変になって行きました。コーチングのオンラインクラスを、閉店後のアパレル店舗の中で受講していたこともありました。
副業でオリジナルバッグを100個作ってしまったこともあり、6.5畳の私の部屋には置けないので、店のロッカールームに置いたり…。スタッフには不良店長でかなり迷惑がられていたと思います。ナンバー2の人が、そんな不良店長の私を叱ってくれました。(逆に、言ってもらえてよかったと思っています)それもあって、もう私は会社員のサイズではないと、吹っ切れることになったからです。

 最後の店長会議は、新幹線に乗る20分前に起床し、新幹線に駆け込み乗車をするくらい、忙しくなっていました。帰りの新幹線ではおなかが痛くなって、部下に大丈夫ですか?と言われる始末です。最後の最後に、風邪までひきました。私が最後に風邪をひいたのは、その時が最後で、独立後は1回も風邪をひいていないのです。

 転機のときは、体の半分が向こう側にいっちゃっているのでしょうか。いろいろとゴタゴタするものです。未来への期待と今いる場所への感謝と勝手でごめんなさいと言う気持ちもあって、体に変調はきたしてしまうものかもしれませんね。

 これは27歳から31歳の間のお話です。キャリアに勢いをつけるならこの歳でしょう。チャレンジ精神とチャンスを逃さないスピーディーさも必要です。今では、これでよかったと思えています。