今日は、秋コミコレクション『我慢』開催しました。

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『我慢』というテーマでしたので、
自分の我慢の正体について深掘りする場を提供しました。

ワンテーマを、じっくりと考える機会を提供するのが、コミコレのスタイルです。
私もコミコレを開催する側でありながら、2カ月間自分の『我慢』について、
本当によく考えたのです。そして、気づいたことがありました。

せっかちな自分だと思っていたのが、
本来の自分は、ゆっくり考えるタイプだったと…!
実際に、親と昔の自分について、話し合うことで気づいたので、
今までの思い込みがすべて塗り替えられた瞬間でした。

参加される方も、今までの思い込みが塗り替えられる瞬間も
ご提供できるのではないかと、開催を楽しみにしていました。


最初、「我慢とは何か?」についてアウトプットしていただきました。
「我慢のもとは思い込み?」という仮説が、早速出てきました。

また、あのときの言動は、「受け入れたのか?」「あきらめたのか?」と、
小学校5年生の時の自分は、どちらだったのか、振り返りたいと言うのもありました。
ここまで、過去まで掘り下げたことはコミコレ初ですね。

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次に、「デッサンワーク」です。
父、母、兄弟、お嫁さん、旦那さまなど、自分の周りの人の似顔絵を描くワークです。
なぜ、これをしていただいたのかというと、次の「家訓ワーク」をするときに、
昔を思い出しやすくなるかなと、思ったのでやってもらいました。

なかなか、絵を描くことは普通の人は少ないと思うので、
意外と「自分うまい?!」と気付いていた人もいました。笑

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今日のメインワークは、「家訓ワーク」です。

親によく、言われていたことについて、
デッサンしていただいた絵を見せながらお話してもらいました。

言われて嫌だったこと、我慢していたこと、守っていたこと・・・・。

普段の生活の中で、なかなか「我慢していること」について、
アウトプットする機会もないと思うので、人が話すとまた人が思いだしたりして
どんどん出てきました。話している人は、止まらないくらいに。



そのあと、「家訓置き換えワーク」です。
あのとき、そう言われたけど、今はあの頃のことをどう見る?と、
今の視点から昔の自分、親について振り返っていただくワークです。

このときに、自分はわがままと思いこみ、お姉さんといつも比較されて、
ひねくれていたと思っていた人が、「お姉さんのおかげで自由だったんだ!」と
気付かれて、一挙にオセロがすべてひっくり返ったような人がいました。


こちらからも、顔が明るくなった様子が見えましたから、
ご本人はよっぽどだったようで、懇親会のときも、
ホクホク笑顔のまま継続していたのが印象的でした。


ちゃんぷるぅ家にて
いつもうちの家族の行きつけの店にみんなを連れて行っているという。笑

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懇親会でコミコレについて、参加者の方とお話していました。
コミコレも3年続いていますが、時代や私たちのフィーリングとともに、
内容が少しずつ変化していっているのを感じています。

今の地点で、コミコレとはなにか?について考えたとき、
普段、会話しないようなテーマで、ディスカッションをする。
あらゆる角度から考える場を提供するのがコミコレなのだと思いました。
それは、ネガティブでもポジティブも関係なく、本当にあらゆる角度です。
考えることができる自分であることが、自信になるのだと思います。

これからも、ワンテーマについて深く考える場を提供し続けます。
考えることの大切さを伝えていきたいと思っています。
人は、考えすぎていいのだと思います。笑

次回は、1月14日開催予定、冬コミコレクションのテーマは「言葉」です。

「あなたにとって言葉とはなんですか?」

そこからディスカッションが始まる予定です。
また、次のコミコレまで、私も「言葉」について考える時間となりそうです。

「もしあした地球がなくなるとしたら、伝えないと後悔する言葉はなんだろうか?」
って考えてみると、怖くて伝えることができないと思っている言葉も
相手に伝えられそうな気がするとか・・・もう色々考えだしています。笑

深いコミコレにまたなりそうで楽しみです!
参加者の皆様、今日もありがとうございました。