90日コーチング1回目のセッションの方でした。

お子様3人の子育てをされている方です。

「自信がない」ということを最初におっしゃっていました。

そこで、テーマは、

「自分自身を満たすこと」
「自分を知ること」

このあたりを、セッションを通して探求していくことに決まりました。



昨日は、話の流れでコミュニケーションについてになり、

人と話す時、話が続かない・・・というのが悩みとして出てきました。


私が思うに、人にどう聞いていくか?を探っていくよりも、

自分に日頃どんな質問を投げかけているのか?を

探求していく方がはやく見つかると思います。

答えはいつも内側です。


”自分に質問ができるようになれば、
 人にも質問ができるようになる”です。


ということで、日頃自分が感じていることについて

どうアウトプットしているのか?聞いてみました。


どうやら、子供の参観日とか映画とか、

涙をこらえなくてはいけないほど、感動するタイプのようで、

いろいろと言葉にはならないけど感じていらっしゃるようなのです。


なので、そこをもう少し深く突っ込むという視点を

持ってもらうことにしました。


私はよく「感性を磨くことが大事」と言っていますが、

やはりこれに尽きるなぁと。


「自分がどう感じているか?」常に自問自答することです。

だから、映画をみても「すごい!」とか「感動した!」という

短い感想で終わるよりも、もう少し深く探求したいという方は、

「すごい!」とか「感動した!」と言う言葉を使わないで、

どの部分がすごいと思ったのか?

どの部分が感動したのか?

それはなぜか?

作り手の立場から考えてみたら?

自分に置き換えてみたら?

どんな背景?

どんな衣装?

どんなセリフ?

どんな色?

などなど、観るところを増やしていくんです。


「なぜ、そう思ったのか?」常に自分の心に聞き、アウトプットする。

すると、自分が何を考えているのか?段々分かるようになると思います。

自分の感性がよくなっていくと、人と話していても、

自然と聞いてみたいところが出てきたりするし、

その人が考えていないような方向からの視点で質問を投げることもできるし、

コミュニケーションもより深くなって行けるでしょう。



また、深く質問していくということは、

自分の答えに自信がない、すっきりしない時こそ

すっきりするまで質問することを辞めないことです。


「なんですっきりしないの?」

「何があったらすっきりすると感じるの?」

「すっきりしないその考えがなかったらどうだろう?」

などなど・・・

そうやって自分の心の声を聞いていく。


質問は、自分の中心に近づいていく質問がいいでしょう。

ネガティブになる「なんでだめなんだろう」という質問ではなく、

ただ自分の状態をニュートラルに聞くだけの質問です。


それから、感じたことはアウトプットしていくことがいいと思うので

私は、こうしてブログに書いたりツイッターに書いたりしています。

先日、講演をしたときに、質問されたのですが、

「アウトプットしたノートは見返すことがあるのですか?」と。


私はどうしているだろう?と考えてみたら、見返したことがなかったので、

「見返したことはありません。
 書けば全部潜在意識が覚えていることを実感しています。
 ノートは記念品としてただとっておいてあります」と。

不思議なんですが、1回書いたことって

覚えようとしなくても、思いだせるんですよね。

だから、ただ書くだけでいいという、何と簡単なこと。


そのクライアントの方は、何かやってみたほうがいいことありますか?

と聞いてきたので、twitterをお勧めしました。

なんでもいいと思ったらすぐに取り入れてみよう!という方でした。

これからの変化も楽しみです。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

日頃、質問をどのように使っていますか?