継続でコーチングをしているNさんです。

毎回、心の中の「モヤモヤ」とした感情から何かテーマが決まっていきます。


今回は、新しいことを始めようとすると、

「疲れるなぁ」となってしまい結局未完了のまま時は流れていく

自分の思考パターンについて気になったそうです。



そこで、「新しいことをやる、楽しいことをやるというプロモーター部分を

伸ばしていくには、どう過ごしていけばよいか?」についてを

テーマにして話し合いをしました。



コーチングでタイプわけというのがあって、

Nさんは、陽気なプロモーター気質が、

最下位で、ほとんどなかったそうなのです。


何かをするときに「楽しそう!」という気持ちで

新しいことに取り組むことがあまりないそうです。


また、過去にやりたいなぁと思っていたことの未完了が常にあって

先週、家を掃除していたら、2年前からやろうとおもっていたことが

あったことを思いだし、2年越しでようやく実行を決意することにしたそうです。



逆に、わたしは「たのしそう!」ですぐにやることを決めてしまい

新しいことをすることに躊躇のないタイプです。



私が、「たのしそう!」と思う時は、新しい発想、今の感性から

「やりたい!」と思う物のような気がしました。


最近でしたら、歌詞を書くという発想は、全くなかったのですが

急にやりたいと思ってやり始めています。

実際にやり始めたら、歌詞こそ聞き手のために作るものであると感じていて

表現力を深めるためのレッスンになっています。



一方、「これ、やったほうがいいのかな?」という思いつきの時は、

結構やらないでそのまま流れてしまうことも多い私です。



ということは、「やりたい!」と「やっておいた方がいい」の

2つの動機がある気がしてきました。



そして、Nさんが、過去の未完了を今になって実行しようとしていることは、

もとはと言えば、「やっておいた方がいい」でやることを決めた場合

であるのではないかという仮説が出てきました。




コーチングを受け始めてからは、「楽しそう!」で取り組むことが増えてきて、

実際、楽しい体験ができているということも明らかになりました。

たとえば、勉強会を企画して、ファシリテーターをしていらっしゃるのですが、

この動機は、結構新感覚だったようなのです。

たまに、過去の決断のパターンが未だに顔を出すこともあるっていうことですね。


過去の「しておいた方がいい」という考え方の手放しができるといいですね。

そして、今、感じている「やってみたい」という純粋な気持ちの方を尊重していく

ことができると、Nさんご自身が望まれる行動ができるのではないかと

思いました。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

今純粋にやってみたいことって何ですか?