何かしたいと思って、ヨガや語学やテニス、書道など

色々やっては来たが、全部継続できずに終了・・・。

もはや何かをしようとしたら、きっと続かないんじゃないか?って

いうブロックもできていたのかもしれません。


Mさんは、数年に1度は語学を始めようといつも思うらしいのですが

やっぱりなかなか始められないとのことでした。


何をしたら自分を磨くことができるのか?

よくわからなくなっていました。


そもそも、語学をやりたい理由は何なのでしょうか?

学生時代のリベンジでしょうか?

仕事で使うからでしょうか?

聞いていったのですが、よくありそうな理由とは違うようでした。



「脳を使いたい」と言うことを何度もおっしゃっていました。

周りの人たちが一生懸命に勉強している姿を見て

何か書くことがしたいと、漢検のワークブックを思わず買ったとか。



理由は言葉で説明しにくいですが、

頭を使って考えて何かをしたい。

という風に大きくとらえることができると思いました。


とりあえず、語学学習はしたいかどうか?も、よくわかっていないので、

たとえば、英語のDVDをただ流しっぱなしにしているとか、

まずは、日常生活の中でただ英語と触れ合う時間だけつくり、

それから本当にやりたいかどうか?考えたらどうかと提案しました。

やっているような、やっていないような感じで自然と・・・。



それから、Mさんは、私が常日頃から「アウトプットするといい」

と言っていることがちょっと気になっていた様子でしたので、

アウトプットすることについて色々話しをしていきました。


Mさんが考えているアウトプットは、

自分の考えていることを自分だけのために

アウトプットするという発想でした。



私が提案したアウトプットは、

人に読んでもらうように書くアウトプットです。



映画、本を見たらその感想を書いてみる。

自分の職業に絡めた感じでのアウトプットをする。

今までやってきたことをまとめていきたいとも

おっしゃっていたので、誰かに読んでいただくことを

考えたうえで書いていくのもいいかと思いました。


人に伝わるように書こうとすると、

観たり、読んだりする姿勢から変わると思うんですね。

まさに、脳にいい。



また、自分の専門分野からの観点でアウトプットすれば

これまでやってきた蓄積を活かすこともできますね。



Mさんが段々やる気になっていきました。

30代半ばくらいになったら人生経験も増えてくるので

今までやってきたことの中から宝を見つける感じで

掘り下げていくアウトプット、しかも人に届ける視点ですること。

人に届けようとすることで、研ぎ澄まされるのでしょう。

これは、最高の自分磨きになると思います。



 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

掘り下げたいことは何ですか?