なんだかモヤモヤしますといことで、単発セッションでした。

なんだか・・・ということなので、問題が特定しませんが。


とりあえずお話を聞いていきました。

モヤモヤしている時って、自己否定をしていることが割とあるので

そのあたりはどうかと質問してみました。


「今の自分ではだめだと思ってしまうときがありませんか?」


「楽しい時は、いろいろと進んでするのですが、
 落ち込んでいる時は、これをしなきゃ、あれをしなきゃとなってしまいますね」


「落ち込む原因ってどんなものが多いですか?」


「悩んでて、ためこんだり、周りに迷惑がかからないようにしなくちゃ、
 自分がどうにかしなくちゃって焦っていきます」


「なるほど。迷惑をかけてしまったと思ったことって最近あったんですか?」


「9月で辞めた仕事があるのですが、私なりに頑張れたけど
 お客様に楽しんでいただく接客ができなかったんです。
 店長にも厳しく言われました」


「その店長って、他の人も怖いって言われているんですか?」


「いや、他のスタッフたちは支持しているひとも多いです」


「あ、そうですか、じゃあ受け取り方になにかあるかもしれないですね。
 例えばどんなことを言われたんですか?」


「『今の接客では、お客様が困った顔をしていたよ。全然お客様の顔を
 見れていなかったね』と言われたことがありました」


「なるほど、で、なんて答えたんですか?」


「『すみません』って言ったんですが、『何ですぐ認めるの??』って」


「ああ、それは、『すみません』ってお客様にいうセリフなのに
店長に言っているから、それじゃ意味ないって店長思ったんでしょうね。
それに、すぐに認めるっていうのは、反射的にすぐに『すみません』と
言ったからでしょうね。店長には、『ご指摘ありがとうございます』ですね」



それから、すぐに『すみません』と言ってしまう癖が

過去の出来事からリンクしていたのを見つけました。

「余計なことを言うと怒られる」。

それが恐怖になっていました。



とりあえず謝ったほうがいいと思って、

「すみません」って最初に言ってしまうと、

すぐ自分の胸に自己否定で刺さっていきそうな言葉です。



先ほどの状況でしたら、「お客さまに申し訳ないことをしてしまいました。

店長、ご指摘ありがとうございました」とまず言ったほうが、

今回のことを踏まえて、次回リベンジしてみよう。という気持ちに

すぐに切り替えがききやすい思います。



本当のところ誰にとって、何のためにすみませんなのか、

はっきりとしていないところで、「すみません」と、とりあえず言ってしまう。

それが、さまざまなところで自己否定になっていたんですね。


使う言葉を選ぶことは大事ですね。

言葉はたくさんあるのですから、

自分にとっても人にとってもやさしい言葉を選べると思います。


 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

自分が悪かったなぁと思いすぎちゃうところはありますか?