私は、コーチング中でも、リーダーシップ、マネジメント、マーケティング、

売上アップは、経験者でもあるので、セッションの中では

スキルを教えることが多々あります。

やはり、分からないことを知ることでの行動促進はとてもあります。


教えるときは、一方通行ではなく、

相手の知りたいことをピンポイントで答えるために、

相手の現状を聞くのは質問がマストですから、コーチングも役に立っています。



今日は、人へのモノの頼み方とモチベーションの持続のさせ方について

聞かれました。



人に依頼して、最初はいいみたいなのですが、

3度目位になると、慣れも入ってしまって、

頼んだ人の精度が下がってしまいがちなことを何度か繰り返しているので

何度頼んでも、いつもモチベーションを持っていただけるような

依頼の仕方を知りたいとのことでした。


クライアントさんの現状を聞きながら、

非効率になっているところに新しい視点をお教えしました。

話してみるとわたしの10カ条ができました。


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★モチベーションが続くモノの頼み方10カ条

①適性を頼む

②責任感を持たせる・・・「いつまでにできますか?」期日を相手に言わせる。

③主体性を持たせる・・・「どれくらいできたらかっこいいですか?」
「なんかうまくいきそうですね」
「いいものができそうですね!」未来に向かって期待を込めて頼む。


④ねぎらいの言葉をかける・・・プロセスを認める。
相手の心をくすぐるこだわりを引き出す質問をする。普段の行動を認める。


⑤タイプ別に認めてほしいところがある。日頃から観察しておく。
(コントローラー・プロモーター・サポーター・アナライザー)

⑥フォローする・・・途中途中で進捗の確認

⑦お礼をする

⑧その人にできるレベルに合わせて、関わりの形を変える
権限委譲型・コーチ型・参加型・指示型

⑨こちらの野望を語る・・・今までで一番いいものにしたいと思っている!

⑩その人の力を引き出そうという気持ち。相手を信じる、成長を願う気持ちを持つ。


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クライアントさんが、とくに知らなかった部分は、

「褒める」ということは、結果を褒めるだけで、

プロセスを認める「ねぎらい」はそういえばしていなかったとのこと。

また、相手の力を信じ、その人の未来に期待を込めた言い方も

したことがないと言っていました。




褒めるだけでは、モチベーションが続かないんですね。

相手を信じ、プロセスと未来に着目することが結構大事なんです。

やはり、つながり感でしょうか。



 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

昨日は、どんな進展がありましたか?