先日、クライアントの方からご質問を頂きました。

本日、質問メイクセミナーがこれからあるので

私のウォーミングアップにもなるので答えてみたいと思いました。

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堀口さんの質問の角度?に毎回
「おお!そういう角度がありましたか!」とビックリします。
相手のどんなところを見たらそういう質問が出てくるのか
とても興味があります。

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私が、コーチングの勉強をし始めた時、

自分の質問のバラエティーのなさを感じたので、

質問をサイトから集める作業を行いました。



例えば、このようなものがありました。

【クライアントの背景を知る質問集】

・いままであなたが達成したことの中で、
 最も満足のいく上位3つのものは何ですか?

・あなたが乗り越えなくてはいけなかった最大の壁は何でしたか?

・あなたの個人的またはビジネス上の役割モデルは、
 どれだけ強力であり、効果的であり、健全なものでしたか?

・あなたはどのような失敗を経験し、それが現在のあなたの言動に
 どのような影響を与えていますか?

・いままでにコーチについたことはありますか?ついた事がある場合、
 何が上手く行きましたか?何が上手く行きませんでしたか?

・過去10年間で、他人や人生に対するあなたの態度はどのように変化しましたか?

・あなたに最も成功をもたらしたり、力を与えたものは何ですか?

・あなたは一般的に過去にこだわるタイプですか、現在重視ですか、未来志向ですか?

・あなたの職業上の背景や過去で私が知っておくべきことは何ですか?

・あなたの個人的な背景や家族の経歴で 私が知っておくべきことは何ですか?



なんか、英語を訳した感じの質問ですよね。

日本人には合わないなぁ、と今は思います。



その時は、

『ああ、こういうのが質問なのね、なんかしたことない感じだけど
確かに深そう、でも難しそうだなぁ・・・でも今度クライアントにしてみよう!』

と思ったけど、質問したこと多分ないです。

こういう質問をするシュチュエーションに一回も当たったことないし

普通に考えて、こういう質問は気持ちが入っていないというか、

優しくないところに、違和感を感じていました。

そもそも、うまくアレンジできない自分の能力不足が一番の原因ですね。



それでも、質問を集める日々。

たまには、優しい質問もあったので。



でもある日、質問を集めるのをやめました。

『感覚的に出てきたことをそのまま聞いてみよう!』と

思い始めたのです。

ゆっくりではありましたが、考えながらも質問は出てきました。

前より質問は自然になってきたと思いました。


ところが、自分の「こうでなくてはいけない」というのが

垣間見えるような質問を相手に投げかけてしまったこともあったと

後から反省することも増えてしまいました・・・・


クライアントの方に、苦情を言われたことも3回くらいありました。

きっと、言わないというか、これでいいのではないか?と

普通に思っていたクライアントの方たちも沢山いたと思います。

または、私の質問がその方の価値観と似ている場合は

とてもスムーズだったでしょう。


しかし、今の自分から見ると

2年前位に私がしていた質問も、

自分で自分に『まだまだだのぉ』という感じです。


では、今はどうか?

かなり自然に出てくるようになりました。



結果的に何が大切かというと

「相手の味方になる」ということに尽きると思います。



 今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

質問をするときどんなことを考えていますか?

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