先日管理職をしている方のコーチングをしました。


ところで、あなたは、部下をしかって伸ばす方ですか?


よく聞く話ですが、上に叱りながら育てられた人は、

自分は、そういう風にしたくなくても、

無意識のうちに、厳しく、しかる形でのリーダーシップスタイルが

いいと思いこんで、本当は部下のいいところも認めながら、

育てていきたいと頭では分かっているのに、

前の上司と同じことを繰り返してしまって、

部下とのコミュニケーションに悩んでいる人がおおいです。


私が、マクドナルドで教わったリーダーシップの定義を

クライアントさんに伝授しました。


リーダーシップの定義=敬意×信頼 です。



今年の1月にマネジメントセミナーをした時に、

実はこのフレーズが、いちばん皆さんの中でヒットした言葉だった

みたいで、これを知ってから部下といいコミュニケーションを

とれるようになったという話をいくつか聞きました。

なので、今回もそんな視点をお教えしたら、早速実践され、

以下のメールをくださいました。


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電話コーチングではいろいろとお話させたいただいて、
あれから、部下には「敬意×信頼」で接するように心がけ、
また、誰に対しても、こちらが優しく接すると、
相手も優しく返してくる事が実感としてわかりました。

そりゃあ誰でも嫌な気持ちで接したら、嫌な気持ちになりますよね。
でも、そんな簡単な事が見えなくなっていることに気づきました。

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コミュニケーションって本当に不思議なのですが、

自分の行い次第なんですよ。


自分が常に笑顔で接すれば、周りが笑顔になる。

自分が、応援すれば、応援される。

自分が、褒めれば、褒められる。

自分が、時間にルーズだと、相手もルーズになる。


相手の出方で、コミュニケーションを変えたことないですか?


あの人は、礼儀正しいから、こちらも礼儀正しく接しないと悪いとか。

あの人は、いつもお返しをしてくださるので、こちらもお返ししないととか。

あの人は、メールの返事が早いから、こちらもはやくしないととか。



はっきり言って、ほとんどの人が、受け身だし、依存的ですから、

そうやって相手の出方をみて、自分の出方を決めるんです。



でも、そんなのやめにしませんか?



逆を考えると、自分がいつも礼儀正しく、お礼は早くしてればいいんです。

そうすれば、自分の周りのひとは、みんなそうしてきますから。

なので、得してしまうことが実は多いんですよ。

そして、いつも気持のいい状態でいられています。


今日はこちらの質問はいかがでしょうか?

あなたは、人に借りたままになっているものはありませんか?